...この一身を真に君国に捧げている神の如き兵に...
石原莞爾 「戦争史大観」
...又こんなにさし迫(せま)った君国の一大事に対して...
海野十三 「壊れたバリコン」
...国家のために、君国のために、公(おおやけ)に奉ずるところの党派はかくの如き時機に於て大活動なかるべからず...
大隈重信 「〔憲政本党〕総理退任の辞」
...その君国のために生きんとする...
高神覚昇 「般若心経講義」
...為政者が君国のために...
寺田寅彦 「「手首」の問題」
...一身を君国に捧げるのは必ずしも官吏に限ったことではない筈だ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...但だ公の君国に忠実なる...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一意唯だ君国に報効せむことを図りたるは之れが為なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...君国に報じるだけの決心は致しておる...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...いわば一命を捧げて君国のために血を流したのだが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...即ち国君国主の為めにするものなれば...
福沢諭吉 「女大学評論」
...同時に君国の用をなすと云う方面から見ると...
森鴎外 「かのように」
...君国に捧(さゝ)ぐべき身を以て...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...けれどもその最後は君国の事を思い...
夢野久作 「暗黒公使」
...死者はすべて君国の愛に殉じたのである...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...慨然として君国の為に微力を致さんことを思ひぬ...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...そして君国の危殆(きたい)を救う覚悟だった...
吉川英治 「三国志」
...死なば君国の為といわれるような生涯をしたいものだが...
吉川英治 「三国志」
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