...どっちを向いてるのだかわからないような変な顔だが...
太宰治 「新釈諸国噺」
...その方が向いてる...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ウルティムス号の砲身がこっちに向いてる!ガル博士 誰がそんなことを...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...父の心全体がお清の方にねじ向いてるのが感じられた...
豊島与志雄 「黒点」
...それはただぼんやりわきに向いてるだけで...
豊島与志雄 「最近の菊池寛氏」
...彼女は気が向いてるからというよりもむしろつとめてそうした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これと全く反対の方向に向いてるものだと思いますが...
豊島与志雄 「自由人」
...私は丁度向いてるんだそうだ...
豊島与志雄 「自由人」
...僕の眼は足元の方を向いてる...
豊島与志雄 「囚われ人」
...君の顔がどっちに向いてるか...
豊島与志雄 「囚われ人」
...俺がそっぽを向いてるのをいいことにして...
豊島与志雄 「猫捨坂」
...一体どうすればいいというのか?私は自分の心がどこへ向いてるのか見当がつかないで...
豊島与志雄 「白日夢」
...度の方を向いてる中村の横顔が...
豊島与志雄 「変な男」
...こちらに斜めに向いてる耳は...
豊島与志雄 「紫の壜」
...しかし明らかに彼の注意は他の方へ向いてるらしかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...刄が上を向いてるか下を向いてるか」「それだけですか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いつまでも西を向いてるのだ...
横光利一 「旅愁」
...向いてる方へ向いて行くしかねえじゃねえか」「そっちへ行っては...
吉川英治 「新・水滸伝」
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