...その次の像法の後の五百年は多造塔寺(たぞうとうじ)の時代、即ちお寺をたくさん造った時代、つまり立派なお寺を建て、すばらしい仏像を本尊とし、名香を薫じ、それに綺麗な声でお経を読む...
石原莞爾 「最終戦争論」
...駕龍の中には妙(たえ)なる名香さえ焚いてあるのだ...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...焚籠(たきこ)めてある蘭麝待(らんじゃたい)の名香...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...一匁(もんめ)四百円の名香(みやうかう)10・27(夕)先日(こなひだ)東京美術倶楽部で行はれた水戸家の売立会には...
薄田泣菫 「茶話」
...早くこの名香の買締(かひしめ)をやつておく事だ...
薄田泣菫 「茶話」
...名香の匂いを持った不思議な娘...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...それは本当で御座いましょうか」「天下第一の名香...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...蘭奢待の名香がありません...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...蘭奢待の名香に手を掛けるには仔細があろう...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...操にも命にも換えた名香を一刻も早く届けて...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...せめて此の名香をいて...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...時ならぬ名香の香りに...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...名香をしまってある穴だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...經机に名香が煙つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...返魂(はんごん)招仙に名香を焼(た)く記事を絶えず...
南方熊楠 「十二支考」
...二人の姫君は名香(みょうこう)の飾りの糸を組んでいる時で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...寛永三年九月六日(むいか)主上(しゅじょう)二条の御城(おんしろ)へ行幸遊ばされ妙解院殿へかの名香を御所望有之(これあり)すなわちこれを献(けん)ぜらるる...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...名香を焚(た)き...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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