...表書きは確かにわたしの名宛てになっているが...
松本泰 「謎の街」
...名宛ては直義になっている...
吉川英治 「私本太平記」
...これは兄者人(あにじゃひと)への名宛てになっておる...
吉川英治 「新書太閤記」
...この春、ああは豪語して去ったものの、よもや二度とは京都へ足ぶみ致すまいと思っていたのに――よくよくな慢心者――約束とあって――御覧なさい、吉岡清十郎どの他(ほか)御一門と、名宛ても不敵に、新免宮本武蔵と、ただ一人名前で、打(ぶ)つけてよこしたその果し状を」三武蔵は今、どこにいるのか、居所(いどころ)は認(したた)めてないので、その書面からは知り得べくもない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...書附はまた石をくるんで同じように名宛て先の人のところへ抛りこんでやればいい...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
...一々名宛てを書いて...
和辻哲郎 「夢」
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