...気持ちを同じくするという力は...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...我々は行を同じくする友人達と顔を合わせた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...各個人の自我意識とその自主的行動は同時に全社会の連帯生活と利益を同じくするやうに...
石川三四郎 「社会的分業論」
...やがてここで又範疇――之は公衆に向って語ることを意味する言葉で市場と語原を同じくする――が発生し...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...だがこの事実は二つの科学がその本質を同じくするということの証明にこそなれ...
戸坂潤 「辞典」
...世界的本質を同じくするのだということも忘れてはならぬ...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...ドイツ語 durch の意味と語感を同じくする...
中井正一 「言語は生きている」
...然りといへども此(かく)の如きは独り芝居のみならず江戸の諸芸術にはしばしばその傾向を同じくするものなしとせず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...その効力を同じくする...
蜷川新 「天皇」
...本質を同じくする文明でも...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...それより後よりより余も注意して字引をしらべ見るに余らの書ける楷書(かいしょ)は大半誤れる事を知りたれば左に一つ二つ誤りやすき字を記して世の誤を同じくする人に示す...
正岡子規 「墨汁一滴」
...味方には自分と同じような・自分と志を同じくする・ローマ人がたくさんいる旨を言いそえた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...私たち志を同じくする者は...
柳宗悦 「民藝四十年」
...かくして吾々志を同じくする者は度々集って...
柳宗悦 「民藝四十年」
...トマルなどと語原を同じくするらしいから...
柳田國男 「地名の研究」
...氏を同じくする一族の結合を...
柳田国男 「母の手毬歌」
...その点では郷党篇とほぼ動機を同じくするのであるが...
和辻哲郎 「孔子」
...西欧中世の騎士を歌う叙事詩と殆んど時を同じくするに至っている...
和辻哲郎 「鎖国」
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