...一 吉野山中の住民...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...國主歌(くずうた)――吉野山中の土民の歌曲...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...吉野山の櫻といふ意味にあらず...
大町桂月 「東京の近郊」
...立ち上って吉野山の冬景色を見渡しても...
太宰治 「新釈諸国噺」
...あの吉野山のお花見から一年の後...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...右へ折れる方は花の名所の吉野山へかかり...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...しかし京師(けいし)および吉野山の花よりも優っていると言ったものは恐らく松崎慊堂(まつざきこうどう)のみであろう...
永井荷風 「向嶋」
...もと吉野山参りの先達(せんだつ)をなんべんもやった亀菊(かめぎく)さんは...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...『和漢三才図会』には、これを蛇の属としいわく、〈深山木竅中これあり、大は径五寸、長(たけ)三尺、頭尾均等、而して尾尖らず、槌の柄なきものに似る、故に俗に呼びて野槌と名づく、和州吉野山中、菜摘川、清明の滝辺に往々これを見る、その口大にして人脚を噬(か)む、坂より走り下り、甚だ速く人を逐う、ただし登行極めて遅く、この故にもしこれに逢わば、すなわち急ぎ高処に登るべし、逐い著く能わず〉...
南方熊楠 「十二支考」
...それは吉野山の桜を園内に移し植ゑたことである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...初め小さい桜の木の苗を吉野山から齎し帰つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...丹波市から車で吉野山へ行きました...
吉川英治 「折々の記」
...吉野山らしい景觀です...
吉川英治 「折々の記」
...谷間をへだてた吉野山の花を前に...
吉川英治 「折々の記」
...吉野山蔵王堂の艮(うしとら)なる林の奥に円丘(まろをか)を高く築いて北向きに葬(はうむ)りたてまつる――かくて...
吉川英治 「私本太平記」
...吉野山へ行ったんです...
吉川英治 「親鸞聖人について」
...だれが吉野山へつれてってくれるのか...
吉川英治 「親鸞聖人について」
...二人が吉野山に隠れていた七日間以外には...
吉川英治 「随筆 新平家」
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