...臥薪嘗胆(がしんしょうたん)というような合い言葉がしきりと言論界には説かれていた...
有島武郎 「或る女」
...歩哨線通過の合い言葉や通行証のことを知らなかった事実が...
高見順 「いやな感じ」
...現時の世界の物理学界において「すべてを量的に」という合い言葉が往々はなはだしく誤解されて行なわれるためにすべての質的なる研究が encourage される代わりに無批評無条件に discourage せられ...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...合い言葉のたぐいだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...その言葉が出来合いの合い言葉であると同様に...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...二人は一種の合い言葉を定めた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...うまく策略をめぐらして――それは容易なことではないが――門番の所を通りすぎて――それには例の胡麻よ開け! の合い言葉(訳者注 アラビアのアリー・ババの物語参照)を知らなければならないのでほとんど不可能のことではあるが――それから...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...もしその合い言葉を知っていると...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...通行の合い言葉を知っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「半可通」が何の役に立つものか? そういうのが合い言葉だった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...反乱がその合い言葉を耳にささやいて市民をほほえます時...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「一九五〇年は終われり」という合い言葉は...
中井正一 「図書館の未来像」
...合い言葉にもなっていたのだ...
平林初之輔 「鉄の規律」
...「高氏の首を梟(か)けずにおくまいぞ」とは今や六波羅中の合い言葉であり憤怒(ふんぬ)であった...
吉川英治 「私本太平記」
...九州宮方の合い言葉は...
吉川英治 「私本太平記」
...全軍の将の合い言葉となって...
吉川英治 「私本太平記」
...美濃衆の合い言葉にも...
吉川英治 「新書太閤記」
...切磋琢磨(せっさたくま)はこの停(と)まるところのない無限の道の合い言葉にほかならぬ...
和辻哲郎 「孔子」
便利!手書き漢字入力検索