...とにかく脊柱(せきちゅう)のたぶん右側に上から下まで...
寺田寅彦 「自由画稿」
...アキリュウス右手に揮ふ鋭刄の槍ひらめかし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...従って右の手首に...
外村繁 「澪標」
...周圍(しうゐ)に對してどうしても左顧右眄(さこうべん)せずには居られないといふところがあるかも知れません...
南部修太郎 「三作家に就ての感想」
...五鳥右ヱ門は、坊主と乞食(こじき)だけはして見る気がありませんでした...
新美南吉 「鳥右ヱ門諸国をめぐる」
...「菊次さんは右の方...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...右手には剣を構えている...
野上豊一郎 「闘牛」
...「それはいい塩梅だ」平次は石川良右衛門と一緒に中へ通ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
......
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...宗右衛門は屈服して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...平和の時節に自身耕作を経営するには右申す通りである...
柳田國男 「地名の研究」
...国目付は津田平左衛門(幕府使番)柘植(つげ)兵右衛門(同)という二人...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...菊川の家並(やなみ)外れから右に入って小夜(さよ)の中山を見ず...
夢野久作 「名娼満月」
...左右の欠刻から沁み出る護謨(ごむ)液が中央に集つて落ちるのを採収夫が硝子(ガラス)の小杯(コツプ)に受けて廻るのである...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...山地の方へ偵察にやった腹心の後藤右衛門が...
吉川英治 「黒田如水」
...伝令(でんれい)旗持(はたも)ちはその左右に...
吉川英治 「神州天馬侠」
...老人にさし示されたところは我等より右手寄りの谷間に當つて其處ばかり年老いた松が十本あまり立ち籠つてゐた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...右の地藏尊を本尊として其處に安置する事になつた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利!手書き漢字入力検索