例文・使い方一覧でみる「台」の意味
スポンサーリンク...――御客と一つ寝台に寝ないやうに... 
芥川龍之介 「南京の基督」
...筆を生命の我が事業は凡てこの一脚を土台にして建設せらる...
石川啄木 「閑天地」
...挙（こぞ）って式台に立ったのが...
泉鏡花 「怨霊借用」
...阿五はまだ咸亨酒店の櫃台（スタンド）に凭れて酒を飲み...
魯迅 井上紅梅訳 「明日」
...廃墟（はいきょ）の不二見台に立っていた僕だった...
海野十三 「海底都市」
...本堂の上り段に舞台（ぶたい）を作り掛（かけ）...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...港も燈台も隔（へだ）たって...
田中英光 「オリンポスの果実」
...敏子が台所から割箸を持って来た...
谷崎潤一郎 「鍵」
...宮崎県より更に台湾の農事試験場に転任していたし...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...何時（いつ）の時代を舞台にして...
野村胡堂 「銭形平次打明け話」
...そういう連中をあれこれと舞台一杯に手配しておいてその上大道具大仕掛大鳴物で...
正岡容 「小説 圓朝」
...即ち揚幕を出た道は花道から本舞台にかかり...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...文明の生活をなさんものは文明の台所を要す...
村井弦斎 「食道楽」
...仙台の強いうしろ盾があり...
山本周五郎 「失蝶記」
...中継台との間に起っているのだ……というようなことが...
夢野久作 「鉄鎚」
...その白粉（おしろい）ぎたない女達が、鏡台をならべて、脱ぎ捨てた衣裳のなかに行儀わるく坐っている所へ、すしを食べ散らした錦出（にしきで）の大皿や、たばこ盆や、団扇（うちわ）や、乱れ箱やらが雑然と同居していて、舞台と楽屋の間を往来する道具方の黒い足が、それをまた感傷なくズカズカと踏んづけて通ります...
吉川英治 「江戸三国志」
...ご老台……」と官兵衛はその方へすこし膝を向けかえて...
吉川英治 「黒田如水」
...鎮台からの達しには――婦女子...
吉川英治 「日本名婦伝」
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