例文・使い方一覧でみる「台」の意味
スポンサーリンク...ソロモンは幻の消えた後もじっと露台に佇（たたず）んでいた... 
芥川龍之介 「三つのなぜ」
...縫いぐるみの虎が舞台に出て欠伸（あくび）をすると...
岩野泡鳴 「猫八」
...その賊がいつの間にか明智の自動車の運転台に納まっていた...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...門の前には十何台の自動車がならび...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...花台（はなだい）の宝石箱をわしづかみにしました...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...これは彫刻の持つ神秘感をそのまま舞台に見る一例であるが...
高村光太郎 「能の彫刻美」
...たいていの台風はひっかかるような仕掛けにできている...
寺田寅彦 「災難雑考」
...この娘の松葉杖は一方の隅の寝台と壁のあいだに立てかけてあった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...その時代の舞台なり俳優なりの技倆なり観客の観賞眼なりを基礎としてしかなりたたない言葉であるから...
豊島与志雄 「戯曲を書く私の心持」
...一方をピアノの譜面台の上にのせてる美しい強い両手...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...かがやくばかりなる提灯燭台の広間と...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼は早速こちらなら仙台の田舎ともいふべき...
平田禿木 「趣味としての読書」
...「高台寺」という小さい作品をよんで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...もしや妻君が我身をあの人に世話せんとする心にはあらぬかと気味の悪きように覚えて台所の口に立ったまま窃（ひそか）に座敷の様子を窺う...
村井弦斎 「食道楽」
...台州（たいしう）の官舍（くわんしや）を出（で）た...
森鴎外 「寒山拾得」
...五百は台所町の邸（やしき）の空地（くうち）に小さい家を建ててこれを迎え入れた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その横の縁台の上に...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...うっかり、忘れていたが、逃げやしめえな」「大丈夫、がんじ絡（がら）めに、土台柱へ、くくり付けてある」室内の声は、三、四人らしく聞える...
吉川英治 「大岡越前」
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