...只人を見るのが面白かりしだけなり...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...我々は只人より一日先...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...只人々の諫めに從はんと思ふの心切なれども...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...我は只人間並に神明の王たる高きクロニオーン降す警め守るべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...只人(ただびと)ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...その気色はどうも只人とは思われなかった...
中里介山 「法然行伝」
...只人間の勤を能(よく)する時は祷らず迚も神仏は守り給ふべし...
福沢諭吉 「女大学評論」
......
前田普羅 「普羅句集」
...只人間生活の歓び確信というものの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...只人(ただびと)とは思えなかったことが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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