...小曲は古泉(こせん)の如く...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...古泉千樫らの見舞いを受ける...
長塚節 「長塚節句集」
...『古泉大全』と題する大著があって...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...宝丹本舗の主人)が編した古泉の著書にも大分今井君がその面倒をみたものであった...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...それはもちろん言語及び文字をもつて傳へられたものに限られることなく、古器物、古泉、紋章、その他まことに樣々なるものを含んでゐるけれども、その中に於て言語及び文字即ちロゴスによるものが、最も重要な、且つ最も優越な位置を占めるといふことは爭はれないであらう...
三木清 「歴史哲學」
...狩谷斎の古泉癖(こせんへき)は世の知る所である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「歴代古泉貨幾百品...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其忘年の友渋江抽斎も亦古泉を翫(もてあそ)んだ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかし斎が蚤(はや)く懐之に其古泉癖を伝へたことも...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年十四歳の柏軒が古泉を愛するに至つたのは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは此詩に由つて蘭軒自己に古泉癖が無かつたものと推する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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