例文・使い方一覧でみる「口説き」の意味

...自分が言出したのではとても承知しそうもないが君なら必ず紅葉を口説き落せる...
内田魯庵「硯友社の勃興と道程」

...風外を口説きにかかつた... 風外を口説きにかかつたの読み方
薄田泣菫「茶話」

...掻き口説きますので... 掻き口説きますのでの読み方
谷崎潤一郎「三人法師」

...掴（つか）まへて口説き落さうとでも云ふのか... 掴まへて口説き落さうとでも云ふのかの読み方
谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のをんな」

...――腑に落ちないことばかりと思って居りました」繁代はかき口説き乍ら...
野村胡堂「江戸の火術」

...三年越し私を口説き廻している正直者で――... 三年越し私を口説き廻している正直者で――の読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...手前は大名のお部屋様を口説き廻したろう... 手前は大名のお部屋様を口説き廻したろうの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...この娘を口説き廻したのを片っ端から挙げさえすれば... この娘を口説き廻したのを片っ端から挙げさえすればの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...番頭の宇八が私を口説きまわして... 番頭の宇八が私を口説きまわしての読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...それを恩に着せて口説き廻したことだらう... それを恩に着せて口説き廻したことだらうの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...それを恩に着せて口説き廻したことだろう... それを恩に着せて口説き廻したことだろうの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...兄貴の信吉を口説き落し... 兄貴の信吉を口説き落しの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...岡惚れを口説きそこねたのか」平次は心待ちに... 岡惚れを口説きそこねたのか」平次は心待ちにの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...順當に渡りをつけてから口説きに來やがれ」「――」まさに... 順當に渡りをつけてから口説きに來やがれ」「――」まさにの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...口説き歌の文句にあるぢやないか... 口説き歌の文句にあるぢやないかの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...エミイの外出を許してもらうように口説きたて... エミイの外出を許してもらうように口説きたての読み方
ルイザ・メイ・オルコット　L. M. Alcott 水谷まさる訳「若草物語」

...病人は頻（しき）りに口説き立てる... 病人は頻りに口説き立てるの読み方
シュニッツレル　Arthur Schnitzler 森鴎外訳「みれん」

...お延を口説きに忍んで来たのであろう」「何だと... お延を口説きに忍んで来たのであろう」「何だとの読み方
吉川英治「剣難女難」

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