...口碑のいい商品は、口承によって広まる...
...彼女の口碑はとても高い...
...ある二三の口碑によるとこれは温められたナイルの泥の中での一種の醗酵作用...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...通常記録文書と口碑伝承とを指す...
高木敏雄 「比較神話学」
...アイヌの傳へたる口碑...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...おとぎ話や伝説口碑のようなものでも日本の自然とその対人交渉の特異性を暗示しないものはないようである...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...それで例へば口碑の研究をするとか...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...そういう歴史口碑は...
中里介山 「大菩薩峠」
...深く教へるところのものであらせたいと思ひます さういふ古い口碑などの蘇生のしかたなどで...
堀辰雄 「「古代感愛集」讀後」
...その肉をやや久しく酢に漬け置くべし味は鰻に優るとも劣りはせんと(ピエロチの『パレスチン風俗口碑記』四六頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...その十四伊沢氏の口碑の伝ふる所はかうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...口碑の伝ふる所のものもなく...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...口碑に先妻後妻云云の事があつたから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そうして一方沖縄の島および宮古島(みやこじま)などに伝わっていた同系の口碑(こうひ)には...
柳田国男 「海上の道」
...口碑(こうひ)や技芸の中に伝わったものに...
柳田国男 「海上の道」
...(小谷口碑集...
柳田國男 「日本の伝説」
...海尊仙人が住んでいたという口碑あり...
柳田国男 「山の人生」
...麓の村々の石の上にはこの怪力童子の足跡なるものがいくらもあって(『小谷口碑集』)...
柳田国男 「山の人生」
...他日万福長者の第一世となったという土地の口碑は...
柳田国男 「雪国の春」
...各地それぞれに異なる口碑が多いからである...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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