例文・使い方一覧でみる「口振り」の意味


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...同情するような口振りもし態度もするけれど...   同情するような口振りもし態度もするけれどの読み方
伊藤左千夫 「廃める」

...口振りの点から云っても...   口振りの点から云ってもの読み方
上田広 「指導物語」

...彼は前より遙かに落ちついた口振りで...   彼は前より遙かに落ちついた口振りでの読み方
上田広 「指導物語」

...その口振りには何となくそれほど気にしているらしくもないので...   その口振りには何となくそれほど気にしているらしくもないのでの読み方
相馬泰三 「田舎医師の子」

...慷堂の口振りだと...   慷堂の口振りだとの読み方
高見順 「いやな感じ」

...このお店に先廻りして待っていたもののように考えているらしい口振りでしたから...   このお店に先廻りして待っていたもののように考えているらしい口振りでしたからの読み方
太宰治 「ヴィヨンの妻」

...あんなに弱つたことは生れてからはじめてですよ」練吉の口振りが意地の悪いものだつたにかゝはらず...   あんなに弱つたことは生れてからはじめてですよ」練吉の口振りが意地の悪いものだつたにかゝはらずの読み方
田畑修一郎 「医師高間房一氏」

...」「まるでお医者様のような口振りをなさるのね...   」「まるでお医者様のような口振りをなさるのねの読み方
豊島与志雄 「二つの途」

...商売柄かなり突っこんだ所まで知って居るらしい口振りです...   商売柄かなり突っこんだ所まで知って居るらしい口振りですの読み方
野村胡堂 「古城の真昼」

...何にも知らないって言う口振りが変ですから...   何にも知らないって言う口振りが変ですからの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...奉公人の口振りじゃ...   奉公人の口振りじゃの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...今頃は欠伸(あくび)でもしてゐるだらうよ」平次は妙に諦らめた口振りでした...   今頃は欠伸でもしてゐるだらうよ」平次は妙に諦らめた口振りでしたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...「先生も尿の検査にはなかなか骨が折れるとおっしゃるの」彼は妻の口振りから津軽先生の動作まで目に浮ぶようであった...   「先生も尿の検査にはなかなか骨が折れるとおっしゃるの」彼は妻の口振りから津軽先生の動作まで目に浮ぶようであったの読み方
原民喜 「秋日記」

...その愉快さはまだ幾らか酔っているような口振りであった...   その愉快さはまだ幾らか酔っているような口振りであったの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...どうやら僕を非難したい口振りだが...   どうやら僕を非難したい口振りだがの読み方
森本薫 「華々しき一族」

...「主義者と間違えられては損だよ」と忠告めいた口振りまでしたのである...   「主義者と間違えられては損だよ」と忠告めいた口振りまでしたのであるの読み方
山之口貘 「野宿」

...槙三は云うだけ云わずにいられぬ数学者らしい鋭い口振りになって来た...   槙三は云うだけ云わずにいられぬ数学者らしい鋭い口振りになって来たの読み方
横光利一 「旅愁」

...ひとつご検死のときはよろしくと、妙な口振り……...   ひとつご検死のときはよろしくと、妙な口振り……の読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「口振り」の書き方・書き順

いろんなフォントで「口振り」

「口振り」の英語の意味


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