...サンキス号はオルタへの入港を取止め...
海野十三 「地球発狂事件」
...結局こんな風な取止めもないものに過ぎませんでした...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...それも取止めた證據は一つもありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...地獄の釜の底から這ひ出したやうに危ふい命を取止めて參りました」「それにしては...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...地獄の釜(かま)の底から這(は)い出したように危うい命を取止めて参りました」「それにしては...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...取止めの無い顏で日暮れを待ちました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親爺の答は取止めもなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それまでは解りませんが――」権次郎の言うことは一向取止めもなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この祝言は取止めにしても異存(いぞん)はあるまいな」平次は勘兵衞の方へピタリと向きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一向取止めもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...取止めんと手を延ばすに...
樋口一葉 「たけくらべ」
...諸説みだれて取止めたる事なけれど...
樋口一葉 「にごりえ」
...一時小室翠雲氏を婿君に迎えたが故あって取止め...
山本笑月 「明治世相百話」
...アノ取止めのない空想とか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ヤットの事で取止めた頭数を勘定してみると...
夢野久作 「爆弾太平記」
...その日のこともあるので評議は一応取止め...
吉川英治 「三国志」
...こっちの先手を越して道者船を取止めたのに違えねえ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お取止めの御諚(ごじょう)あるからには...
吉川英治 「宮本武蔵」
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