例文・使い方一覧でみる「取止め」の意味


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...言わば未(ま)だ取止めのない卵的の恋であるから...   言わば未だ取止めのない卵的の恋であるからの読み方
伊藤左千夫 「野菊の墓」

...そうして自ら取止めのない悲哀を持ちながらムカ腹を立てずにいた...   そうして自ら取止めのない悲哀を持ちながらムカ腹を立てずにいたの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「「吶喊」原序」

...とにかくそれは取止めになり...   とにかくそれは取止めになりの読み方
梅崎春生 「狂い凧」

...サンキス号はオルタへの入港を取止め...   サンキス号はオルタへの入港を取止めの読み方
海野十三 「地球発狂事件」

...取止めのない男の気持や言草(いひぐさ)が何だかふは/\してゐて...   取止めのない男の気持や言草が何だかふは/\してゐての読み方
徳田秋聲 「或売笑婦の話」

...しかし漠として取止められないが...   しかし漠として取止められないがの読み方
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」

...取止めの無い顏で日暮れを待ちました...   取止めの無い顏で日暮れを待ちましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...何の取止めたこともありません...   何の取止めたこともありませんの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...それまでは解りませんが――」權次郎の言ふことは一向取止めもなかつたのです...   それまでは解りませんが――」權次郎の言ふことは一向取止めもなかつたのですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...この祝言は取止めにしても異存はあるまいな」平次は勘兵衛の方へピタリと向きました...   この祝言は取止めにしても異存はあるまいな」平次は勘兵衛の方へピタリと向きましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...これほどまで操といふものを取止めて置いただけ憐んで遣つて呉れ...   これほどまで操といふものを取止めて置いただけ憐んで遣つて呉れの読み方
樋口一葉 「うつせみ」

...ちつとは精を出して取止めるやうに心がけたら宜かろ...   ちつとは精を出して取止めるやうに心がけたら宜かろの読み方
樋口一葉 「にごりえ」

...ちつとは精を出して取止めるやうに心がけたら宜(よ)かろ...   ちつとは精を出して取止めるやうに心がけたら宜かろの読み方
樋口一葉 「にごりえ」

...それのお取止めお願え申そうとは私等思っていましねえで...   それのお取止めお願え申そうとは私等思っていましねえでの読み方
三好十郎 「斬られの仙太」

...一時小室翠雲氏を婿君に迎えたが故あって取止め...   一時小室翠雲氏を婿君に迎えたが故あって取止めの読み方
山本笑月 「明治世相百話」

...アノ取止めのない空想とか...   アノ取止めのない空想とかの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...ことしはお取止めになった」「子供のための祭りぐらいがなんで悪い...   ことしはお取止めになった」「子供のための祭りぐらいがなんで悪いの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...質子の首を伊丹城中へ送りつけることは取止めぬぞ...   質子の首を伊丹城中へ送りつけることは取止めぬぞの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「取止め」の読みかた

「取止め」の書き方・書き順

いろんなフォントで「取止め」

「取止め」の英語の意味


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抱き合わせ   気のどく   受け取る人  

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