...支那の学者のその取扱いかたが学術的であるかどうかの点であるが...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...特に史料の取扱いかたに関するものにおいては...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...他方では同じ主題を取扱いながら史家によってその描写を異(こと)にするものであることが...
津田左右吉 「歴史の矛盾性」
...百年前の取扱いも些少(さしょう)ながらその印象を止めているはずである...
寺田寅彦 「方則について」
...しかしそういう人の取扱いじゃ園田君も可哀(かわい)そうじゃないか...
徳田秋声 「仮装人物」
...今は犠牲者の取扱いに於て...
中里介山 「大菩薩峠」
...その材料の取扱い方によって...
中里介山 「大菩薩峠」
...そういう取扱いが当然だという心得のみで...
中里介山 「大菩薩峠」
...我慢のならない小使の地位と教師による侮辱的な取扱いとが突然の絶望のなかで自分にいっさいの顧慮を忘れさせたのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...いまなにより心配しているのは連合国があの方をどういう取扱いするかということだ...
久生十蘭 「だいこん」
...しかるにこの女子と下人とに限りて取扱いに困るとは何ゆえぞ...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...思いきった自由な取扱い方が必要だった...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...「この取扱いには注意してくれ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...『彼らがあらゆる種類の食糧を極めて注意深く取扱い...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...取扱いようのない棍棒である」という意味である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...生きたくもない老年を大切にすることは(老年最大の特権は長生きに対して無頓著になり生命をますます大胆に粗末に取扱いうることなのであるから)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...手荒き取扱いや烈(はげ)しい暑さや寒さや...
柳宗悦 「民藝四十年」
...すこし取扱いかねているのだ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
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