...それは Erhebend(高める力あるもの)でなくていやになつたから取外してしまつたのです...
阿部次郎 「帰来」
...機関は車から取外し...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その中には砲を取外した日本の駆逐艦も五...
石川欣一 「比島投降記」
...階級章は取外しているが...
石川欣一 「比島投降記」
...病人と婦女子は第一船艙の壁に取外しの出来るズック製の物――米海軍ではサックと呼んでいる――を三重につるしてそこに寝る...
石川欣一 「比島投降記」
...僕も手伝って上げましょう」といって彼は私のレンズ装置取外しの作業を助けてくれたほどでありました...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...当時流行した紫色鉛筆の端に多分装飾のつもりで嵌(は)められてあったニッケルの帽子のようなものを取外してそれをシャーレの水面に浮かべ...
寺田寅彦 「科学に志す人へ」
...その晩は取外して床の間へ捲いておいたけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...取外して外せないことはないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...取外してお雪ちゃんが頭を下げていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...その一枚一枚を取外して見れば驚くばかり広大な軸物に相違ないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...銃器を取外した駒井は...
中里介山 「大菩薩峠」
...其處の板が取外しが出來るやうになつてゐる樣子で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その格子が取外しの出來ないやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...尚(な)お文三の顔を凝視めている……文三は周章狼狽(どぎまぎ)とした……「モウそ……それッきりかネ」ト覚えず取外して云って...
二葉亭四迷 「浮雲」
...硝子函の葢が内から取外しの出來るやうに作られてあつて...
松本文三郎 「印度の聖人」
...丸太の十文字を取外し...
吉川英治 「親鸞」
...取外し自在のからだが...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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