...金造 (三次郎に)叔父御(おじご)もそれを知ってたのか...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...叔父御やら甥やら...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...橋場の叔父御(おじご)の口も多いが...
牧野信一 「鬼涙村」
...誰でもない……その甥の当九郎という事になるのですからね」「いかにも……」「……一方に叔父御(おじご)の源次郎氏は...
夢野久作 「復讐」
...叔父御の振舞(ふるまい)は...
吉川英治 「黒田如水」
...弓矢では、よほどな射手でもないと、矢の届かない程な距離であったが、「叔父御ッ...
吉川英治 「新書太閤記」
...叔母さまにも叔父御さまにも...
吉川英治 「新書太閤記」
...亮さんの兄上孔明と叔父御の孔賓(こうひん)を助け奪(と)る事のついでに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...意外とは思わない」「私たちは、ここにいても、叔父御たちの、召使も同様でした...
吉川英治 「平の将門」
...「毛野川の河原畑は、去年の暮、叔父御の召使が、胚子(たね)付けしたのですから――もともとそれを刈入れるのは、こっちが、悪いのです...
吉川英治 「平の将門」
...叔父御の声を洩れ聞きますと...
吉川英治 「松のや露八」
...父上と叔父御には...
吉川英治 「松のや露八」
...叔父御(おじご)や...
吉川英治 「松のや露八」
...「父上も、叔父御も、ご老体、お達者にお暮らしください...
吉川英治 「松のや露八」
...……のう叔父御よ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...なるかよ又八」「はい」「よい子じゃ、叔父御、賞(ほ)めておくりゃれ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...母の温い涙が肌にとおって来ると、又八も何か無性に欣(うれ)しくなって、「叔父御、旅籠(はたご)はどこか」「これから探すのじゃ、どこでもいい、歩いてくりゃれ」「合点だ――」と、又八は老母の体を弾(はず)ませて歩きながら、「ほう、軽いなあ、おふくろ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...叔父御が? ……ほんとですか」「たれがそのような嘘をいおうぞ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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