...金造 (三次郎に)叔父御(おじご)もそれを知ってたのか...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...藤助 それにこの叔父御が受け答えをして...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...叔父御で」と、彼の方から、強(し)いて笑顔を作りながら、迎えかけた...
吉川英治 「新書太閤記」
...この天蔵には今叔父御がいったような...
吉川英治 「新書太閤記」
...叔父御ーッ...
吉川英治 「新書太閤記」
...待っています」「叔父御が」「お探しして...
吉川英治 「新書太閤記」
...死ぬなら、あなたばかりを死なせはしません」「よしッ……」と、呼吸(いき)も荒く、「叔父御は、どこだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...その後に、藤吉郎も佇(たたず)んだまま、遠くで鳴り出した貝の音や、近所の物声に、しばし、耳をすましたが、「叔父御」と、急に呼んで、「召集布令(めしぶれ)でしょう...
吉川英治 「新書太閤記」
...「叔父御は、いずれか」「御軍議中です」「誰と誰が寄っておるのか」「拝郷(はいごう)殿、長(おさ)殿、原殿、――浅見殿...
吉川英治 「新書太閤記」
...“叔父御”などという私称をもって...
吉川英治 「新書太閤記」
...「慶次郎ではないか、何をわめいておる」「ア、叔父御...
吉川英治 「新書太閤記」
...叔父御からは、銀子(ぎんす)何枚かを、袖の下に貰っていたろう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...叔父御(ご)から私へだって...
吉川英治 「新・水滸伝」
...叔父御さまたちが...
吉川英治 「平の将門」
...叔父御も、うわさを聞いて、驚いてござったが、もうしてしまった事は、どうなるべえ...
吉川英治 「野槌の百」
...それさえよければ、なんの、わしが添う嫁じゃねえだし、どんな、辛抱もするべえにと、ゆうべも遅くまで、叔父御と、おぬしの話で、泣いてしもうたが……百よ、いったい、おぬしゃあ、どう考えているだね」「おっ母、これだ……」百は、手を拝(あわ)せて、「おらのやった、悪いこたあ、きっと仕事でとり返すから」「そんなにまで」「面目ねえが、おら、どうしても」百は、爪を噛んだ...
吉川英治 「野槌の百」
...叔父御(おじご)に...
吉川英治 「松のや露八」
...『叔父御、背を貸せ』と、周平は、太左衛門の背に足をかけて、直ぐ塀の内へ躍り込もうとした...
吉川英治 「夕顔の門」
便利!手書き漢字入力検索