...御厩(おうまや)の柱にくくりつけて...
芥川龍之介 「邪宗門」
...堂に向って左の角に厩(うまや)があった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...早くより厩戸の皇子さまに御心酔と申し上げてよろしいほどに強く傾倒なされ...
太宰治 「右大臣実朝」
...かねて将軍家御尊崇の厩戸の皇子さまは...
太宰治 「右大臣実朝」
...昔の漢学者は、厩戸をにくんで、「その殺されるのを見ても、平気で眺めていた...
蜷川新 「天皇」
...マートン農場の厩舎の馬は出払ったので...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...厩舎情報に一番詳しい予想屋だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...既に酔い眠った猴を縛り帰って庭厩に繋(つな)ぐとあれば...
南方熊楠 「十二支考」
...和漢とも本(もと)邪視を避くるため猴を厩に置き...
南方熊楠 「十二支考」
...その西の隅に別当部屋の附いた厩(うまや)がある...
森鴎外 「鶏」
...足袋跣足(はだし)のまま西村家裏手の厩(うまや)へ駈け込んでいた...
夢野久作 「名君忠之」
...わが厩を知って田からひとりで帰る...
吉川英治 「上杉謙信」
...そして厩舎の方へと...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...城中の厩(うまや)に置かれるよりは...
吉川英治 「三国志」
...草履(ぞうり)を出せ」厩方を案内にして...
吉川英治 「新書太閤記」
...厩舎門(うまやもん)の外に来ているのと...
吉川英治 「親鸞」
...厩(うまや)にお馬が見えなくなっていますよ...
吉川英治 「源頼朝」
...新平太という厩舎人(うまやとねり)が...
吉川英治 「源頼朝」
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