...安寿姫と厨子王(づしわう)の話は...
太宰治 「津軽」
...厨子王を連れて前へ出た...
森鴎外 「山椒大夫」
...厨子王は子(かれいけ)を持って厨(くりや)へ餉(かれい)を受け取りに往った...
森鴎外 「山椒大夫」
...まだ少しも苅りませぬ」と厨子王は正直に言った...
森鴎外 「山椒大夫」
...膝の下の厨子王を引き起し...
森鴎外 「山椒大夫」
...しかし厨子王は互いに慰めもし...
森鴎外 「山椒大夫」
...姉と前のように話をすることの出来ぬ厨子王は...
森鴎外 「山椒大夫」
...きょうは小屋小屋を皆見て廻ったのじゃ」藁を擣っていた厨子王が返事をしようとして...
森鴎外 「山椒大夫」
...厨子王は姉の様子が二度目に変ったらしく見えるのに驚き...
森鴎外 「山椒大夫」
...変ですなあ」厨子王は珍らしい物を見るように姉の顔を眺めている...
森鴎外 「山椒大夫」
...厨子王はこらえかねて言った...
森鴎外 「山椒大夫」
...厨子王は訝(いぶか)りながらついて行く...
森鴎外 「山椒大夫」
...子(かれいけ)だけ持って往くのだよ」厨子王は黙って聞いていたが...
森鴎外 「山椒大夫」
...あなたをひどい目に逢わせましょう」厨子王が心には烙印(やきいん)をせられた...
森鴎外 「山椒大夫」
...厨子王はなんとも思い定めかねて...
森鴎外 「山椒大夫」
...あとからは頭を剃りこくって三衣(え)を着た厨子王(ずしおう)がついて行く...
森鴎外 「山椒大夫」
...厨子王の守本尊を借りて拝むと...
森鴎外 「山椒大夫」
...元服して正道と名のっている厨子王は...
森鴎外 「山椒大夫」
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