...安寿姫と厨子王(づしわう)の話は...
太宰治 「津軽」
...私たち安寿厨子王の同情者にとつては...
太宰治 「津軽」
...厨子王をすぐに七貫文に買った...
森鴎外 「山椒大夫」
...厨子王が薦(こも)を探して来て...
森鴎外 「山椒大夫」
...厨子王が登る山は由良(ゆら)が嶽(たけ)の裾(すそ)で...
森鴎外 「山椒大夫」
...たちまち厨子王が「姉えさん...
森鴎外 「山椒大夫」
...しかし厨子王は互いに慰めもし...
森鴎外 「山椒大夫」
...きょうは小屋小屋を皆見て廻ったのじゃ」藁を擣っていた厨子王が返事をしようとして...
森鴎外 「山椒大夫」
...厨子王は杵(きね)を置いて姉のそばに寄った...
森鴎外 「山椒大夫」
...変ですなあ」厨子王は珍らしい物を見るように姉の顔を眺めている...
森鴎外 「山椒大夫」
...厨子王は姉の心を忖(はか)りかねて...
森鴎外 「山椒大夫」
...そしてそれを指さして厨子王に見せて言った...
森鴎外 「山椒大夫」
...もう春になるのね」厨子王は黙ってうなずいた...
森鴎外 「山椒大夫」
...子(かれいけ)だけ持って往くのだよ」厨子王は黙って聞いていたが...
森鴎外 「山椒大夫」
...あなたをひどい目に逢わせましょう」厨子王が心には烙印(やきいん)をせられた...
森鴎外 「山椒大夫」
...厨子王はなんとも思い定めかねて...
森鴎外 「山椒大夫」
...あとからは頭を剃りこくって三衣(え)を着た厨子王(ずしおう)がついて行く...
森鴎外 「山椒大夫」
...厨子王恋しや、ほうやれほ...
森鴎外 「山椒大夫」
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