...其美しさは勿論いやが上にも密生繁茂した其姿にあらねばならぬ...
會津八一 「趣味の修養」
...白い凹字(あふじ)形のテエブルに就いた五十人あまりの人びとは勿論いづれも陽気だつた...
芥川龍之介 「歯車」
...勿論いやと言う筈はありません...
芥川龍之介 「妖婆」
...勿論いつの時代でも富豪(かねもち)の顔と霊魂(たましひ)とは...
薄田泣菫 「茶話」
...そこで次の如く結論いたします...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...さう言つてゐました……」「無論いろいろなことがあるんでせう?」「割合に評判のわるくない妓(はう)でしたんですけど……矢張...
田山録弥 「犬」
...勿論いずれも書生の身分だから日々徒歩と定め...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...十八それから暫くたって、再びお松がこの場へ来て見た時分には、茂太郎も、ムクも、無論いないし、写生に凝(こ)っていた田山白雲の姿も見えなかったが、例のイヤな桶屋さんだけは、抜からぬ面で頑張(がんば)っていたものですから、うんざりせざるを得ませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...勿論いうまでもないことであるが...
中谷宇吉郎 「「霜柱の研究」について」
...人間は無論いるはずはなし...
夏目漱石 「坑夫」
...「わたしは無論いい...
夏目漱石 「野分」
...何時返してくれとは無論いわなかった...
夏目漱石 「道草」
...勿論いつもいつも魔であられては堪らない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...それにまた無論いつもの通り...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...でも勿論いくつもの仕事があるのですから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...勿論いろいろの事情とてらし合わせていたしますから御安心下さい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...中には柿本人麿(かきのもとのひとまろ)とか山部赤人(やまべのあかひと)とか学問のあった人も無論いたでありましょうが...
柳宗悦 「沖縄の思い出」
...白妙に雪を被つた山巓(さんてん)も無論いゝ...
若山牧水 「樹木とその葉」
便利!手書き漢字入力検索
