...彼は文化愛好家なので、映画を見る前に必ず原語で字幕を確認する...
...文學的頭腦を以つて原語通り寫し取つたものも譯したものもないこと...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...元来教育という字の原語の Education, Erziehung などという字はいずれも引き出すという意味で...
丘浅次郎 「生物学より見たる教育」
...原語に対する一種の叛逆(はんぎゃく)です...
高神覚昇 「般若心経講義」
...遺憾ながらラッセルの使った原語を聞き洩らした...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...729 原語ヘプタポデーン...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...原語の術語の方が原語の日常語との表象上の連絡が自然的に行っている場合が多いからだろうと思う...
戸坂潤 「思想としての文学」
...どこでまただれから創(つく)られたともわからず、原語もなく、類語もなく、転化語もなく、直接の言葉で孤立した野蛮なまた時には嫌悪(けんお)すべき言葉であって、不思議に力強い表現力を持って生きているものが、隠語のうちには無数にある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...原語を知らなくても...
野村胡堂 「胡堂百話」
...日本語「花」といふ語をそのまま原語で用ゐる必要がある...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...詩の個々の原語や逐字訳的の詩想でなくして...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...それはマイクを離れて人の名前や本の名前を原語で黒板に向って書いている時です...
深瀬基寛 「悦しき知識」
...当時「スタチスチックス」という原語に宛てるために※※※(スタチスチク)という漢字をも案出創造せられたということである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...ひとは原語で読む困難を避けてはならない...
三木清 「如何に読書すべきか」
...原語で読むことができないという理由でそれを読まないというのは悪い口実である...
三木清 「如何に読書すべきか」
...飜訳の方が簡単であるからというので原語で読むことを避けようとするのは読書における便宜主義であって...
三木清 「如何に読書すべきか」
...* 原語 notretre, celui des objets.「エートル」という語は「存在」という意味とともに「本体」「本質」の意味をもっている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...** 原語 existence.我々は存在(エートル)と何らの交渉(かかわり)をもたない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...古典は原語で読むことが...
矢内原忠雄 「読書と著書」
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