...彼は文化愛好家なので、映画を見る前に必ず原語で字幕を確認する...
...この原語は Quemoocha です...
芥川龍之介 「河童」
...訳者が十分原語に通暁(つうげう)してゐなかつたし...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...「汝らは皆人を慰めんとてかえって人を煩(わずら)わすものなり」は原語を直訳すれば「汝らは人を苦しむる慰者(なぐさめて)なり」となる...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...その訳語のあてられた原語の意義によって却って国語を解釈しようとすることをいうのである...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...原語では襟巻と慰安者の両語相通ず...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...263 原語は單に『牛皮を以て』或は盾ならず牛皮を以て破隙を被はんとするか? されど盾を單に牛皮と呼ぶこと稀ならず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...原語を直譯すれば「美はしき髮の」...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...*9 ニーマント――原語 Niemand は「誰も……しない」の意...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...僕は原語(げんご)のままにノルムという字を用(もち)いたいと思う...
新渡戸稲造 「自警録」
...あれほどの漢学者でありながら訳語に度々窮せられ原語の意味は能(よ)く分っても...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...詩の個々の原語や逐字訳的の詩想でなくして...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...本来哲学的の思想を根とする西洋文学の輸入に際して一もそれに適応する原語がなく...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...「国際」の語は最もインターナショナルの原語に適当しているから...
穂積陳重 「法窓夜話」
...原語の「ポリチカル・エコノミー」とても...
穂積陳重 「法窓夜話」
...正確な原語譯は一つも出てゐないのである...
宮原晃一郎 「イプセンの日本語譯」
...その原語においては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...古典をそれぞれの原語にて読むことを要求するは至難である...
矢内原忠雄 「読書と著書」
...ドイツの青年が柳田国男の日本伝説集という原語の本を読み耽っていたが...
横光利一 「旅愁」
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