...彼は文化愛好家なので、映画を見る前に必ず原語で字幕を確認する...
...自己の生活を公衆の前に隱す抽象的原語を愛する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...アレタイオスの著書は8冊からなり種々の原語の多くの版があった...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...スキイ――英吉利人はSKIを北欧の原語どおりに「シイ」と発音するが...
谷譲次 「踊る地平線」
...ここの所だけ「あコタン」と原語を入れたのでその時筆者と同行したS氏はそれを“或るコタン”と云ったのだと誤解してその著「伝説集」の中で「ある特別の部落」と書いておられる...
知里真志保 「あの世の入口」
...「幽霊にしては」と「些細なことまで」が原語では語呂の上の「しゃれ」になっているのである...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...遺憾ながらラッセルの使った原語を聞き洩らした...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...それを一ぺん原語に直訳して考えてみるとなるほどと合点(がてん)が行って思わず笑い出すことがある...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...258 原語『カロッサイ』明かならず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...原語の術語の方が原語の日常語との表象上の連絡が自然的に行っている場合が多いからだろうと思う...
戸坂潤 「思想としての文学」
...原語だけは諦めたと見えて空白になっていた...
豊田三郎 「リラの手紙」
...原語で読めば兎に角...
夏目漱石 「それから」
...原語で読めばとにかく...
夏目漱石 「それから」
...Comptoir de Crdit Imprial という原語を「帝國信用金庫」と何氣なくやつたところが...
秘田余四郎 「字幕閑話」
...当時「スタチスチックス」という原語に宛てるために※※※(スタチスチク)という漢字をも案出創造せられたということである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...先づ原語を自由に讀みこなすやうに心掛けねばならぬと...
正宗白鳥 「語學修業」
...このお料理を原語でジャンボンライスと申します...
村井弦斎 「食道楽」
...その原語においては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ドイツの青年が柳田国男の日本伝説集という原語の本を読み耽っていたが...
横光利一 「旅愁」
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