...この物質は何の原素からできているの?...
...原子番号が異なると、同じ元素でも別の原素になることもあるんだよ...
...化学反応で原素が変化することはないけど、分子の結合の仕方によっては、新しい化合物が生まれることもある...
...塩の原素が残つたとすると...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...原素になるものであります...
大隈重信 「国民教育の複本位」
...自由に地水風火の原素を使役する...
大杉栄 「奴隷根性論」
...多くの精神的並に倫理的原素を加えて...
高木敏雄 「比較神話学」
...一の原素を沈澱(ちんでん)させ他の原素を清澄ならしむるがような作用を及ぼしたのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...)「国家の原素は...
蜷川新 「天皇」
...発奮させる原素となって下さいまし...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...これはこれ辱(かたじけ)なくも難有(ありがた)くも日本文明の一原素ともなるべき新主義と時代後(おく)れの旧主義と衝突をするところ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...だから君もそう落胆イヤ狼狽(ろうばい)して遁辞(とんじ)を設ける必要も有るまい」「フフウ嫉妬(しっと)の原素も雑(まざ)ッている...
二葉亭四迷 「浮雲」
...彼女の精神にも同じ有毒の原素が沁み込んでいると想像しているが...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...「子のあたまぶった柱」を打ち反(かえ)す類の原素は...
穂積陳重 「法窓夜話」
...また愛国抗外心の一原素として強いて咎むべからざるにや...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...感情の化学においては等価値の原素としてみている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼はそれらの原素を質料と形相と欠如(プリヴァシオン)という三つの分子で構成しているけれど...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ゼノンには「四原素の精髄」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...江原素六氏の監督せる沼津兵学校に学びし書生...
山路愛山 「明治文学史」
...絶大恐るべき毒線を作る原素の潜在を確保しなければ...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...諸原素の活力を最も円満...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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