...この物質は何の原素からできているの?...
...原子番号が異なると、同じ元素でも別の原素になることもあるんだよ...
...化学反応で原素が変化することはないけど、分子の結合の仕方によっては、新しい化合物が生まれることもある...
...治者と被治者とは異った原素から成り立っている...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...旧自由党の閣僚は星亨や江原素六を推したが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...自由に地水風火の原素を使役する...
大杉栄 「奴隷根性論」
...カルノ鉱からぬき出された白光の原素が無限に裂けてゆくちからのなかで飢えた沙漠がなみうつ沃野(よくや)にかえられくだかれた山裾を輝く運河が通い人工の太陽のもと 極北の不毛の地にもきららかな黄金の都市がつくられるのをゆめみる...
峠三吉 「原爆詩集」
...空気を占領し、自然原素を従え、自然の最後の城砦(じょうさい)を打ち破り、空間を辟易(へきえき)させ、死を辟易させるがいい……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一の原素を沈澱(ちんでん)させ他の原素を清澄ならしむるがような作用を及ぼしたのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...けれども英雄豪傑となる原素を含んでいる者を押潰(おしつぶ)して...
新渡戸稲造 「今世風の教育」
...この一原素が異なるところからしても...
蜷川新 「天皇」
...同種のものに非ずして亦此三原素互相の関係も...
蜷川新 「天皇」
...既に一原素の異るを以てするも...
蜷川新 「天皇」
...発奮させる原素となって下さいまし...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...だから君もそう落胆イヤ狼狽(ろうばい)して遁辞(とんじ)を設ける必要も有るまい」「フフウ嫉妬(しっと)の原素も雑(まざ)ッている...
二葉亭四迷 「浮雲」
...その創造的原素の観察をおこない...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...そのものはその原素の中にのみ彼の食物...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...忽ち物體の永續的なそして平常は隱れてゐるところの原素(エッセンス)が釋放される...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...この笑素は化学読本で御存じのあの酸素中の一原素の謂です...
牧野信一 「「風博士」」
...感情の化学においては等価値の原素としてみている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...絶大恐るべき毒線を作る原素の潜在を確保しなければ...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
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