...その陀羅尼經の原版が木であつたか銅であつたかといふ詮議を...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...日本の印刷原版は木ないし銅の一枚板であつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...「其欲スル所ニ從テ其數ヲ増スヲ得其版圖ノ鋭利ナル全ク原版ト異ナラズ」と述べてゐるあたりは...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...當時諸大名の藩札の原版は多く嘉平の彫刀に成つたと謂はれる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...銅版(陀羅尼經原版は銅版とも謂はれてゐるが)...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...いふまでもなく原版刷りの活字は激しく磨滅して使用に堪へなくなり...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...其版圖ノ鋭利ナル全ク原版ト異ナラ」ざるものであり...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...カイエ・ド・ラ・キャンゼーヌの原版の各冊の終わりにつけられていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...而して出来上り候原版を腐蝕せしむる薬品としては...
中里介山 「大菩薩峠」
...原版に映ずる以外のものがどんなであつてもそれは構はぬ...
長塚節 「教師」
...原版を入れるスライド箱に似ている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...原版者に交渉もせず一円本の中に入れさせて印税を貪る二重転売者...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...原版一枚あたり百圓拂つていると言うんです...
三好十郎 「肌の匂い」
...ここに原版が残っていたので...
柳田国男 「故郷七十年」
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