「目立つ」の意味
目が立つ
小説での「目立つ」の使い方
...手首まで彫つてある剳青(ほりもの)が目立つせゐか...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...――2.自然界に於ては往々にして個々の物體が殊に美しく目立つことがないではない...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...これといふ目立つた粉飾一つも施してゐない乙姫のからだが...
太宰治 「お伽草紙」
...群集の中でも一と際(きわ)目立つ巧者な足取で踊っています...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...日なたではひどく目立つて海岸一帯からよく見えた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...それで最も目立つ色彩をしていながら無事に敵の襲撃を免れて生き遺ることのできるような優秀な個体のみが自然淘汰の篩(ふるい)にかけられて選(よ)り残され...
寺田寅彦 「柿の種」
...彼女の体も目立つほど大人(おとな)になって来た...
徳田秋声 「縮図」
...この頃特に目立つて来て...
徳田秋声 「チビの魂」
...頭髪のジャングルだけが大きく目立つ...
豊島与志雄 「ジャングル頭」
...が、やがて、その女の大阪弁を、また、若く作っているために、なおさら目立つ、その容貌の醜くさを烈しく憎みはじめた...
中島敦 「プウルの傍で」
...表に出した真新しい看板の「霞流忍術指南」の六文字だけが目立つ程度の...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...白い大きい枕がいやに目立つて何時もジョオの坐るところにある...
林芙美子 「浮雲」
...樽野が昨日までの生活の稍々目立つた出来事は悉く思ひ返しながら愚劣な自身を主人にした夥しい数の短篇を発表してゐるから――「天気知らず」「夫婦喧嘩」「酔へる盗人」「競売」「或る母と子の涙」「苦虫」「肖像画事件」等の――...
牧野信一 「鶴がゐた家」
...そこほど俗悪さの目立つ国もまた少い...
柳宗悦 「民藝四十年」
...皆穢(きたな)い姿(なり)をした中にも男の子は目立つた襤褸(ぼろ)で身を包んで居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...目立つほどな従者も連れていないのを見ても...
吉川英治 「私本太平記」
...かえって人目立つ心地がする...
吉川英治 「新書太閤記」
...吉原へ行っても目立つ...
吉川英治 「紋付を着るの記」
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