...ことにそれが目立つ...
梅崎春生 「狂い凧」
...ひどく目立つ事でもございますから...
太宰治 「右大臣実朝」
...ばかばかしさが目立つ...
太宰治 「女生徒」
...夕陽の中にも一際目立つ大きな墓の陰から洩れているような気持であった...
橘外男 「逗子物語」
...これといって目立つ特色はなかったが...
徳田秋声 「縮図」
...それは周圍の景色と餘に不調和に目立つてゐた...
「修道院の秋」
...四十過ぎの世帯(しょたい)疲れの目立つ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...時々あの方が目立つ程御贔屓(ごひいき)なさるのを見て...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ブルウやグリインの目立つた...
堀辰雄 「おもかげ」
...そしてこの頃はそんないくつかの山の頂きにはそういう雪がそのまま目立つほど残っているようになった...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...天の川の目立つて高い空を撫でて來る夜風に吹かれてゐた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...目立つほどに痩せ...
三好十郎 「肌の匂い」
...一日見ないでゐると妙な膨れが目立つた...
室生犀星 「帆の世界」
...その時間を利用して群る人々の顔の中から目立つた綺麗な顔を模索した...
横光利一 「父」
...緋の羽二重に花菱の定紋(ぢやうもん)を抜いた一対の産衣(うぶぎ)が萎(な)へばんでは居(を)るが目立つて艶(なまめ)かしい...
與謝野寛 「執達吏」
...一きわ目立つ紅(くれない)の大旗には...
吉川英治 「三国志」
...濃い眉毛と、高い隆鼻が、横顔では、よけい目立つ...
吉川英治 「私本太平記」
...そう人目立つほどの衣裳ではない」旅の小冠者にはふさわしい派手派手しくない狩衣(かりぎぬ)だった...
吉川英治 「源頼朝」
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