...「原来の味が懐かしい」と言って、昔ながらの料理を食べる...
...私たちの学校は原来は男子校だった...
...その建物の原来の意味は何ですか?...
...彼の考えは原来から変わっていません...
...値下げされた商品も、原来の価格より高い場合がある...
...原来趣味多き人には著述などないが当前であるかも知れぬ...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...月丸は原来心猛(たけ)き犬なれば...
巌谷小波 「こがね丸」
...原来爾は稲荷大明神(いなりだいみょうじん)の神使(かみつかい)なれば...
巌谷小波 「こがね丸」
...さらにその淵原来歴を詳(つまびら)かにせざるべからざるの必要を感ず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...何となれば原来罪名の指定すべきものなきを以てなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...大原来迎院を即ち魚山というのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...宗教の益は原来(げんらい)上帝の恩徳を講解するにもっぱらなりといえども...
ヒリモア R. J. Phillimore 柴田昌吉訳 「「ヒリモア」万国公法の内宗教を論ずる章(撮要)」
...今日宝塚の萩原来り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その餅原来尋常の餅でなく...
南方熊楠 「十二支考」
...原来の俗説、ただ古老の伝を記すと言ったが、その俗説こそ大いに研究に用立つなれ...
南方熊楠 「十二支考」
...原来『ラーマーヤナ』は上に述べた私陀の二子を養育した仙人ヴァルミキの本作といわれ...
南方熊楠 「十二支考」
...原来此種の記載は無用に属するかも知れぬが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...原来氏を高と修するものが必ずしも同姓ではないのだから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「原来人身と申者(中略)陰陽二気の神機と申者にて生活仕候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...原来(がんらい)学問をしたものには...
森鴎外 「かのように」
...原来(ぐわんらい)権利の主張ではあるが...
森鴎外 「椙原品」
...原来(もとより)百物語に人を呼んで...
森鴎外 「百物語」
...それは原来その時代々々が先生等の霊の上に投写した影を認めるに過ぎない...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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