...「原来の味が懐かしい」と言って、昔ながらの料理を食べる...
...私たちの学校は原来は男子校だった...
...その建物の原来の意味は何ですか?...
...彼の考えは原来から変わっていません...
...値下げされた商品も、原来の価格より高い場合がある...
...原来趣味多き人には著述などないが当前であるかも知れぬ...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...原来其方(そなた)が親の仇敵(かたき)...
巌谷小波 「こがね丸」
...原来某は、彼の金眸と聴水を、倶不戴天(ぐふたいてん)の仇(あだ)と狙(ねら)ふて、常に油断(ゆだん)なかりしが...
巌谷小波 「こがね丸」
...鷲郎は原来猟犬(かりいぬ)にて...
巌谷小波 「こがね丸」
...十二橋ほんに潮来(いたこ)へおいでなら佐原来栖(いけす)にお茶屋がござらう姉さめしませうのう姉さ花のかむろが後朝(きぬぎぬ)の雨は涙で降るぞへのう一夜(ひとよ)かりねの手枕に旅の妻(おかた)と唄はれて明日は恥(はづか)し のう姉さ皐月(さつき)照れ照れ菖蒲(あやめ)も植ゑよお女郎(じよろ)見ましよか十六島は雨の降るのに花が咲く...
野口雨情 「別後」
...宗教の益は原来(げんらい)上帝の恩徳を講解するにもっぱらなりといえども...
ヒリモア R. J. Phillimore 柴田昌吉訳 「「ヒリモア」万国公法の内宗教を論ずる章(撮要)」
...その餅原来尋常の餅でなく...
南方熊楠 「十二支考」
...原来の俗説、ただ古老の伝を記すと言ったが、その俗説こそ大いに研究に用立つなれ...
南方熊楠 「十二支考」
...原来『ラーマーヤナ』は上に述べた私陀の二子を養育した仙人ヴァルミキの本作といわれ...
南方熊楠 「十二支考」
...原来かの誓書に少し脂(あぶら)が付きいたので...
南方熊楠 「十二支考」
...)智巧原来非天意...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...原来氏を高と修するものが必ずしも同姓ではないのだから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...さて茶番が原来小野のために催されるのだから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...原来両国に小屋掛の芝居が二つあつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「原来人身と申者(中略)陰陽二気の神機と申者にて生活仕候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...原来棠軒日録には殆日ごとに「石川へ行」...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...原来(がんらい)平井氏は善書(ぜんしょ)の家である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...原来(もとより)百物語に人を呼んで...
森鴎外 「百物語」
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