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伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...故に傍(かたえ)に暫し置きて、彼が命をも延ばし、且は厳しく教戒をもせば、善心に立ち返ることもやありなんと思ふが故なり、と言へば、悪僧このことを聞き、師の厚恩に感じ、やがて本心に飜(か)へりしとぞ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...この御厚恩は! けれど私ア...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...お手一つにて育だちたる厚恩のなみならぬを知れば...
樋口一葉 「花ごもり」
...今日が日までの厚恩を忘れたというもの...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...御厚恩をこうむりましたが...
吉川英治 「上杉謙信」
...「何で呉君の厚恩を裏切りましょう...
吉川英治 「三国志」
...その折うけたご厚恩は今もって忘れ難く...
吉川英治 「三国志」
...今日の厚恩におむくいして見せん」と...
吉川英治 「三国志」
...大王のご厚恩をうけて...
吉川英治 「三国志」
...国家の厚恩をうけ...
吉川英治 「三国志」
...厚恩をうけた漢中王をこの期(ご)になって裏切るごとき自分ではない」ところへあわただしく...
吉川英治 「三国志」
...この厚恩(こうおん)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...「この御厚恩をわすれてはならんぞ」とは...
吉川英治 「新書太閤記」
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