...「卍」以後は制作の態度に時々の違ひはあつても...
谷崎潤一郎 「「細雪」回顧」
...済南の紅卍字教の母院と青島の后天宮によくお詣りをするとの噂もありました...
豊島与志雄 「碑文」
...紅卍字会には相当な寄附金をなすっておいでになります...
豊島与志雄 「碑文」
...紅卍字教母院の道院にこもって...
豊島与志雄 「碑文」
...この紅卍字会は、現在三百万の会員を有すると云われているが、それが大抵富有な上層階級の人々ばかりである...
豊島与志雄 「北支点描」
...まったったあい――」卍巴(まんじどもえ)とその前でひっくり返ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...腕に卍の徽章をまいて...
宮本百合子 「仮装の妙味」
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横光利一 「欧洲紀行」
...卍(まんじ)になった...
吉川英治 「新書太閤記」
...あらゆる色彩の卍(まんじ)を描いた...
吉川英治 「新書太閤記」
...頭(かしら)には黒紗(くろしゃ)の卍頭巾(まんじずきん)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...卍丸(まんじまる)も...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...卍(まんじ)丸は明日の暁(あかつき)に纜綱(ともづな)を解きまする...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...本船卍丸より脇備(わきぞな)えで行く番船の方が何かにつけて好都合...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...何せい卍(まんじ)丸へお座がえの時期が迫った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ぜひ卍丸はその時刻に纜(ともづな)を解かねばならぬ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...卍丸(まんじまる)でこの阿波の国元へ帰っている森啓之助なのである...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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和辻哲郎 「日本精神史研究」
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