...彼は正に其(その)襤褸(らんる)を取りひろげて半風子(しらみ)を指端(したん)に捻りつゝありき...
石川啄木 「閑天地」
...夜半風雨...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...半風子(しらみ)を分け合った吾輩の眼から見ると...
夢野久作 「爆弾太平記」
...自分の半風子(しらみ)をとつてゐたり遊んだりばかりしてゐて...
吉川英治 「折々の記」
...半風子(しらみ)のやつめ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...半風子(しらみ)に角力(すもう)をとらせているんだと答えた汚い坊さんがあったじゃありませんか」「あ……あの人」「え...
吉川英治 「宮本武蔵」
...半風子(しらみ)とばかり仲よくして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...愚かな身に住む半風子(しらみ)までが不愍(ふびん)になる...
吉川英治 「宮本武蔵」
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