...話の一と区切り毎にさう仰るので...
鈴木三重吉 「桑の実」
...ちょうど一と区切りついたから向きなおる...
鈴木三重吉 「千鳥」
...下端の区切りがなく...
豊島与志雄 「朝やけ」
...ゴーガンをもって区切りとし...
中井正一 「美学入門」
...こういう十年間の研究生活にも一応の区切りをつける時が来た...
中谷宇吉郎 「二つの序文」
...部屋を四つに区切り...
野上豊一郎 「パルテノン」
...小さな区切りが作ってあります...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...事実の上では何うしても小説の区切りになるやうな出来事も想ひも起らなかつた...
牧野信一 「円卓子での話」
...どこを区切りにしたって違った色の血は私の体の中を流れて居はしないのだから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...丁度六日ごろ一区切りつきますから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一区切りつけて、旅行に出る前に参ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこから自分の世界を区切りつけすぎるし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その先の五年が一つの区切り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ある区切りまで来てるんだから……...
森本薫 「華々しき一族」
...この月はちょうど稲作の区切り期で...
柳田国男 「海上の道」
...古い考えかたに区切りをつけようとしたのであろう...
柳田国男 「海上の道」
...佐伯が一語一語はっきりと区切りながらいった...
山川方夫 「演技の果て」
...一語ずつ区切りながら云った...
山本周五郎 「おれの女房」
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