...自然の区切りとなり...
魯迅 井上紅梅訳 「薬」
...それを区切りとして夏の暑いさかりを階下の画室で...
上村松園 「画室談義」
...一言一句の区切りごとにワッワッという騒ぎであった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...ちょうど一と区切りついたから向きなおる...
鈴木三重吉 「千鳥」
...この生きていることを確かめる時間の区切り...
中井正一 「美学入門」
...ひと区切りがつくまで仕事をやめない...
久生十蘭 「キャラコさん」
...仕事がひと区切りついたので...
久生十蘭 「黒い手帳」
...今度の村の区切りも何もない住家の別間に使つたりしてゐたのである...
牧野信一 「歌へる日まで」
...二万円の区切りは今日の円で二千円だといえばきわめて広汎な家庭が包括されて来るのである...
宮本百合子 「女の手帖」
...――普通のもののけじめで五年が一区切りになるばかりでなく...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ともかく十五年は一区切りだから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...棒頭(ぼうがしら)的な仕事)それが年度がわりの一区切りで十八日から六時半夕刻四時ということになったそうです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...二十五円で本屋をやる人に店の右側の一区切りを貸す話...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...おっしゃるとおり自分の気持だけで区切りをつけていたってはじまらないわけですから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一区切りつけて、旅行に出る前に参ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ここでもひと区切りはかを行かせておくと...
柳田国男 「母の手毬歌」
...十二時頃になってひと区切りつけ...
山本周五郎 「新潮記」
...やはり行方が知れないのかも知れません――と次郎はここで元気なく話を区切り...
吉川英治 「江戸三国志」
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