...区々(くく)たる地方的感情や利己的小利害を棄てて...
大隈重信 「選挙人に与う」
...窓の下を呼んで歩く号外売りの言うことが区々であるのを聞いて...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...相場に関して流言蜚語(ひご)真に区々まちまち...
谷譲次 「踊る地平線」
...何ぞ必らずしも区々常規の中に齷齪(あくさく)するのみならんや」...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...毎戸区々では大蔵省の計算上都合が悪いというので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...ましてや我々どもの服はいよいよ区々(まちまち)で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...日常の区々たる細行の集積であるとは...
中島敦 「弟子」
...区々たる一身を潔うせんとして大倫を紊(みだ)るのは...
中島敦 「弟子」
...議論区々にならないよう...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...区々たる政府に迫りてただちに不平を訴え...
福沢諭吉 「学者安心論」
...その原因については諸大家の学説区々(まちまち)で今に落着せぬ(大正二年版『ゼ・ブリタニカ・イヤー・ブック』一六〇頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...しかし日本は地方の事情は区々(まちまち)で...
柳田国男 「木綿以前の事」
...乾坤(けんこん)の美は区々たる理論の包轄し得べき者に非るを...
山路愛山 「詩人論」
...評議区々(まちまち)のうちに...
吉川英治 「上杉謙信」
...諸説区々に出たが...
吉川英治 「三国志」
...丞相(じょうしょう)孔明が布(し)いた徳はまだ民の中に残っています」衆論は区々(まちまち)である...
吉川英治 「三国志」
...区々(まちまち)であった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...われ後起人のためにする区々の婆心なり...
吉田松陰 「留魂録」
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