例文・使い方一覧でみる「区々」の意味


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...一本の木の枯れることは極めて区々たる問題に過ぎない...   一本の木の枯れることは極めて区々たる問題に過ぎないの読み方
芥川龍之介 「侏儒の言葉」

...芸術的価値において卑しかるべき区々たる小銅像の建設にあるのではないか...   芸術的価値において卑しかるべき区々たる小銅像の建設にあるのではないかの読み方
芥川龍之介 「松江印象記」

...『あいびき』の訳文の価値は人に由(よっ)て区々の議論があろうが...   『あいびき』の訳文の価値は人に由て区々の議論があろうがの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...彼等悪徒ハ区々たる銅臭のために其良心を汚涜せられ同郷の友を殺して私利を貪るに汲々たり...   彼等悪徒ハ区々たる銅臭のために其良心を汚涜せられ同郷の友を殺して私利を貪るに汲々たりの読み方
田中正造 「非常歎願書」

...年齢(ねんれい)区々(くく)...   年齢区々の読み方
谷譲次 「字で書いた漫画」

...これに対する世評も区々で...   これに対する世評も区々での読み方
寺田寅彦 「災難雑考」

...区々一身上の誹毀何ぞ意に挟むに足らんやと侯の磊落なる洵に斯くの如し...   区々一身上の誹毀何ぞ意に挟むに足らんやと侯の磊落なる洵に斯くの如しの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...区々たる門鑑に依りて之れを防遏せむとするは寧ろ或は徒労に属するなきを得むや...   区々たる門鑑に依りて之れを防遏せむとするは寧ろ或は徒労に属するなきを得むやの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...思い切って区々(まちまち)であったところから...   思い切って区々であったところからの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...区々たる利害のごとき...   区々たる利害のごときの読み方
中島敦 「弟子」

...又た洋画家の連中は洋画カブレのしたものだとて評言区々...   又た洋画家の連中は洋画カブレのしたものだとて評言区々の読み方
菱田春草 「画界漫言」

...区々たる政府の政(まつりごと)に熱中奔走して...   区々たる政府の政に熱中奔走しての読み方
福沢諭吉 「学者安心論」

...一世の名誉に区々たる者の如きは終(つい)にこの期に入るを許さざるなり...   一世の名誉に区々たる者の如きは終にこの期に入るを許さざるなりの読み方
正岡子規 「俳諧大要」

...答案は区々(まち/\)であつた...   答案は区々であつたの読み方
森鴎外 「大塩平八郎」

...衣服も髪かたちも区々(まちまち)であったが...   衣服も髪かたちも区々であったがの読み方
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」

...なんで区々たる他人の領に奔命し...   なんで区々たる他人の領に奔命しの読み方
吉川英治 「三国志」

...藩論区々(まちまち)にわかれ...   藩論区々にわかれの読み方
吉川英治 「三国志」

...異論区々(まちまち)にもつれやすかった十人衆制度も...   異論区々にもつれやすかった十人衆制度もの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「区々」の読みかた

「区々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「区々」


ランダム例文:
岩水   種芸   利害得失  

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