...尻(し)っ尾(ぽ)の長い猿が一匹...
芥川龍之介 「誘惑」
...とうとうちゃんと肩車をした二匹の猿になってしまう...
芥川龍之介 「誘惑」
...或る一匹が底の方から出て来ると...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...容易に匹(ひつ)を求められない一代の高士であった...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...三匹の小さい金魚が這入つた硝子の壜(びん)が...
鈴木三重吉 「桑の実」
...ひどく執拗(しつよう)で馴(な)れ馴れしいのが一匹いた...
太宰治 「畜犬談」
...一匹の魚を(而も女房の見てゐる前で!)口移しにして...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...そのそばで新聞を読んでいると大きな虻(あぶ)が一匹飛んで来てこの花の中へもぐり込む...
寺田寅彦 「沓掛より」
...ある日彼は一匹の蟻(あり)を踏みつぶさないようによけたために足を挫(くじ)いたこともあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...俺はまだ出つ喰したこともないよ――その癖外からは鼠一匹入つた樣子もないし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それからはただの一匹も魚が釣れなくなった...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...今のさつき見たばかりの一匹の蜜蜂と見知らない眞白な花のことを思ひ出した...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...よく見ればあの二匹の犬は静かに舌でペロリ/\と太郎の顔をなでました...
槇村浩 「小犬と太郎さん」
...次の週は一匹一片の男(?)と云うようなリアリスムの作品が推されている有様...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...名は甘匹(かんひつ)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...あの三匹目の仲間には...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...はじめて二匹の狐を見た時の印象とともに...
柳田国男 「故郷七十年」
...「今ここへ一匹の犬が猫を追っかけて来はしませんでしたか」と尋ねました...
夢野久作 「犬の王様」
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