...志雄山の平軍既に破れ、義仲行家疾馳して平軍に迫る、無人の境を行くが如く、安宅の渡を渉りて篠原を襲ひ、遂に大に征北軍を撃破し、勇奮突破、南に進むこと、猛虎の群羊を駆るが如く、将に長駆して京師に入らむとす...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...勇奮して取りかかるのであるが...
太宰治 「作家の像」
...595混戰中に勇奮ふヂオメーデース之を見て...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ベレロポンテス勇奮ひ皆悉く打ち取りぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...パイリトオスの生める息ポリポエテース勇奮ひ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...今彼の傍(かたへ)に立ちて勇奮へ!ミルミドネスは恐らくは彼の武裝を剥ぎとりて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...更に一層勇奮へ!アカイア軍の壘壁にまさきに入りし敵の將...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...與に共に勇奮以て諸士の同伴侶たらむと欲す...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...与に共に勇奮以て諸士の同伴侶たらむと欲す...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...自分たちの運命をきりひらくために勇奮心をふるい起そうともしないで...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第八巻)」
...いざ来い」「何を」荀正は、関羽につりこまれて、つい玄徳を逃がしてしまったばかりでなく、勇奮猛闘、汗みどろにかかっても、遂に、関羽へかすり傷一つ負わせることができなかった...
吉川英治 「三国志」
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