...善かれ悪しかれ、彼女は自分の意見を言ってしまった...
...記事が反響を呼んだが、善かれ悪しかれ意見を述べることは重要だと思う...
...善かれ悪しかれ、自分の信念に基づいて生きたい...
...彼は善かれ悪しかれ自分のやり方を貫くタイプだ...
...彼女が善かれ悪しかれ本音を言ってくれて、信頼できる存在だと感じた...
...善かれ悪しかれいろいろな噂を知つて居りやすので...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...善かれ悪しかれ悪評の種になってしまいます...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...こんな風に善かれ悪しかれ人に取沙汰される男は...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...善かれ悪しかれ最大級の比較法でのみ解さるべき時代であると主張したほど...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...それにまだ年もあまり取ってはいないから善かれ悪しかれ若いものを感じさせる...
戸坂潤 「読書法」
...善かれ悪しかれでき上がってる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...……かつて主(ぬし)の知れない手紙に書いてあったように、自分は美しくないというかたよった感情、女でこそあれ学問の道で名をあげようと思いあがった気持、男性などには眼もくれなかった傲慢、そういうむすめらしからぬ態度が、杉田の求婚をよせつけなかったのだという、はげしい自責の念さえつきあげてくる、「このままではいられない」志保はやがてそう思うようになった、「……もうこのままうやむやにはして置けない、善かれ悪しかれ、はっきりさせなければならない、それも早くしないととり返しのつかぬことになりかねないから」十四そう心はきめたものの、いざとなると気臆れもし、またその方法にも迷った...
山本周五郎 「菊屋敷」
...その者でござる」善かれ悪しかれ内膳は肚(はら)をきめなければならなかった...
山本周五郎 「新潮記」
...そこには禅や儒教などの影響は少しもありはしない」「然し宗教というやつは善かれ悪しかれ宣伝的なものを持つのじゃないのか」「神社に宣伝があるかね」秀之進はこう反問した...
山本周五郎 「新潮記」
...それらは善かれ悪しかれ...
山本周五郎 「風流太平記」
便利!手書き漢字入力検索