...平氏に対する恐るべき勁敵なりき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...簡勁(かんけい)に二三書いてゐる...
芥川龍之介 「近頃の幽霊」
...簡勁(かんけい)な筆で論評を加へて居る各種の演出法に対しても...
芥川龍之介 「手巾」
...かえってきびきびした遒勁(しゅうけい)の口語脈に変じたことを喜ぶ...
上田敏 「『新訳源氏物語』初版の序」
...成程腕(うで)つ節(ぷし)は勁(つよ)さうに出来てゐるが...
薄田泣菫 「茶話」
...底には高い潜熱と勁(つよ)い執着をもつてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...朔風(きたかぜ)の勁(つよ)い夜には...
太宰治 「新ハムレット」
...雄勁蒼莽(ゆうけいそうもう)...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...頗る簡勁雄渾の筆致を現はす事があるが...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...なお虎(とら)の驍悍勁(ぎょうかんけいれい)なる質を修めたら...
新渡戸稲造 「自警録」
...もしこの勁敵(けいてき)を恐れて...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...勁健(けいけん)...
正岡子規 「俳人蕪村」
...文章簡錬敍事勁拔...
八面樓(宮崎湖処子) 「泉鏡花作『外科室』」
...個人の才能を理解したループ祖父さんの雄勁な気魄は...
宮本百合子 「ケーテ・コルヴィッツの画業」
...実質には雄勁なものが一貫している作品ですね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...竹色経寒猶勁直...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...風勁(つよく)、浪又高...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...明暗鮮やかな勁さで枝を雪中に差し交していた...
横光利一 「旅愁」
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