...給料に加増がついた...
...コストに加増がかかる...
...起業してから売り上げに加増があった...
...準備金に加増した...
...勤務時間に加増があると疲れる...
...なおその上にも六人の奉行に加増の御沙汰がござりまして...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...百石の御加増はいらんが...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...多少の加増があるくらいで...
直木三十五 「南国太平記」
...玉置市正なるものが千石の加増を賜わって...
中里介山 「大菩薩峠」
...野村庄兵衛は各(かく)五十石の加増を受けた...
森鴎外 「阿部一族」
...公私略に「五月三日御加増御祝金七両頂戴被仰附」と云ふものが即是である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...景一(かげかず)は三百石を加増せられ...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...なお食禄を二百石加増される...
山本周五郎 「竹柏記」
...もし加増されるなら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...依怙(えこ)の条では、弟(遠山勘解由(かげゆ))を評定役にし、加増させたこと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「非難とは、なにを非難しているのだ」――吉岡(奥山大学)どのの依怙(えこ)による、加増、替地、任免をあげ、増し御合力は一部重臣の私腹を肥やすものだと、箇条を並べてございます...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「そのご岩沼(田村右京)と共に亀千代の後見になったとき加増があって...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...また一千石の加増をうけた...
吉川英治 「剣の四君子」
...新規(しんき)御加増となった...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分の加増という用向きで来ているくせに...
吉川英治 「新書太閤記」
...きのう、岡崎の家中近藤平六が、目通りをねがい出て、御加増返上、という前例のない事件を持ち出し、平六一流の武士的良心から、極めて率直に、大賀弥四郎の卑(いや)しいことばやその無礼を訴えて帰ったそのあとからのことである...
吉川英治 「新書太閤記」
...……で、どうするつもりか」「さきに頂戴いたしました七本槍の御賞辞、御加増、みなお取り上げくださいまし」「そんなことではすむまい」「決して、すみません...
吉川英治 「新書太閤記」
...近藤なにがしという藩士が戦功によってすこしばかり加増(かぞう)の沙汰をうけた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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