...給料に加増がついた...
...コストに加増がかかる...
...起業してから売り上げに加増があった...
...準備金に加増した...
...勤務時間に加増があると疲れる...
...五十石(こく)の加増を命じた...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...上野国大館二千石を加増す...
太宰治 「津軽」
...十月、家督相続がすみ、能勢因幡守(のせいなばのかみ)の二女竹姫を奥方に迎え、それぞれに新知、加増、役替(やくがえ)があった...
久生十蘭 「鈴木主水」
...自分の手元に使って馴染(なじ)みのある市太夫がために加増になるというところに目をつけて...
森鴎外 「阿部一族」
...正徳二年七月二十八日に禄を加増せられて三百石になり...
森鴎外 「渋江抽斎」
...増加増大されることができる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もし加増されるなら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...両者とも幕府直参(じきさん)となり二万石ずつ加増された...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...加増はなにより有難いよ」そして甲斐は立ちあがった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「非難とは、なにを非難しているのだ」――吉岡(奥山大学)どのの依怙(えこ)による、加増、替地、任免をあげ、増し御合力は一部重臣の私腹を肥やすものだと、箇条を並べてございます...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その代り勝てば加増と名誉は知れきっている上に...
吉川英治 「剣難女難」
...其許(そこもと)へ御加増のお沙汰...
吉川英治 「新書太閤記」
...五倍加増してつかわすがいい...
吉川英治 「新書太閤記」
...……で、どうするつもりか」「さきに頂戴いたしました七本槍の御賞辞、御加増、みなお取り上げくださいまし」「そんなことではすむまい」「決して、すみません...
吉川英治 「新書太閤記」
...莫大(ばくだい)な恩賞と加増(かぞう)と面目をほどこすのは分りきったこと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お上は御加増、御賞辞(しょうじ)とくる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...近藤なにがしという藩士が戦功によってすこしばかり加増(かぞう)の沙汰をうけた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...加増もしようという...
吉川英治 「無宿人国記」
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