...給料に加増がついた...
...コストに加増がかかる...
...起業してから売り上げに加増があった...
...準備金に加増した...
...勤務時間に加増があると疲れる...
...所領一箇国の加増といふことにもなりました...
薄田泣菫 「小壺狩」
...玉置市正なるものが千石の加増を賜わって...
中里介山 「大菩薩峠」
...秋月九十郎二百石に加増...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...禄を千百五十石に加増した...
森鴎外 「阿部一族」
...かりにまた譜代(ふだい)の家来に過分の加増をするとしても...
柳田國男 「名字の話」
...両後見の加増が決定したあと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...だがその加増された二万石は幕府からではなく...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...加増はなにより有難いよ」そして甲斐は立ちあがった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...家禄(かろく)も四百石あまりに加増されたそうじゃないか...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...松倉さんは直ぐに御加増の沙汰と聞いた」「ヘエ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...今二百石ばかり加増して取らせい」「ハハッ...
夢野久作 「名君忠之」
...その代り勝てば加増と名誉は知れきっている上に...
吉川英治 「剣難女難」
...加増の恩命があって...
吉川英治 「新書太閤記」
...さらに七千石の加増を与えて...
吉川英治 「新書太閤記」
...一合のお扶持(ふち)でも御加増に逢って...
吉川英治 「新書太閤記」
...蜂屋頼隆(はちやよりたか)の三万石加増等には...
吉川英治 「新書太閤記」
...二千石三千石を加増され...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉は、そのあいだに、長久手戦の賞罰をあきらかにし、加増、恩賞のことなどには、特にこころをくばったが、ひとり甥(おい)の秀次(ひでつぐ)にたいしては、まだ、一片のことばもかけていなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
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