...給料に加増がついた...
...コストに加増がかかる...
...起業してから売り上げに加増があった...
...準備金に加増した...
...勤務時間に加増があると疲れる...
...五十石(こく)の加増を命じた...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...当節、百石の加増など、一生かかっても、有りつけんぞ」玄関際の、詰所――小さい庭から、差込む明りだけで、薄暗くて、冷たい、部屋の中で朋輩の一人がいった...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...右源太を、平常から軽蔑していた上に、今度の加増で、反感と、嫉妬とをもっていた人々は、右源太に、こういわれて、じっと、横から、その顔を睨みつけていた...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...多少の加増があるくらいで...
直木三十五 「南国太平記」
...家臣にはそれぞれ新知、加増、役替(やくが)えなどがあった...
森鴎外 「阿部一族」
...年の暮(く)れに軍功のあった侍(さむらい)に加増があって...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...増加増大されることができる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...軍鑑に記されたうえ食禄御加増の御沙汰が出た」ふいにさっと...
山本周五郎 「日本婦道記」
...右京の二人に加増...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...依怙(えこ)の条では、弟(遠山勘解由(かげゆ))を評定役にし、加増させたこと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...加増はなにより有難いよ」そして甲斐は立ちあがった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...彼等の大部分は加増を受ける機会もなく...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...松倉さんは直ぐに御加増の沙汰と聞いた」「ヘエ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...手柄があっても加増も出来ぬとあれば...
夢野久作 「名君忠之」
...その代り勝てば加増と名誉は知れきっている上に...
吉川英治 「剣難女難」
...自分の加増という用向きで来ているくせに...
吉川英治 「新書太閤記」
...さしたる戦功もないのに、御加増とは、まったく思いもよらぬ恩命で、なにやら却って、肩身がせまい気がいたしまする」「なに、肩身がせまいと...
吉川英治 「新書太閤記」
...五倍加増してつかわすがいい...
吉川英治 「新書太閤記」
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