...給料に加増がついた...
...コストに加増がかかる...
...起業してから売り上げに加増があった...
...準備金に加増した...
...勤務時間に加増があると疲れる...
...上野国大館二千石を加増す...
太宰治 「津軽」
...なおその上にも六人の奉行に加増の御沙汰がござりまして...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...十月、家督相続がすみ、能勢因幡守(のせいなばのかみ)の二女竹姫を奥方に迎え、それぞれに新知、加増、役替(やくがえ)があった...
久生十蘭 「鈴木主水」
...家臣にはそれぞれ新知、加増、役替(やくが)えなどがあった...
森鴎外 「阿部一族」
...抽斎の父允成が四月朔(さく)に二人(ににん)扶持の加増を受けて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...軍鑑に記されたうえ食禄御加増の御沙汰が出た」ふいにさっと...
山本周五郎 「日本婦道記」
...両後見の加増が決定したあと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「三千石ずつ加増」という条件を...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...もし加増されるなら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...同じ十二月の御加増には自分の主張どおり決定した...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...加増の高を増した...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その他、知縁の者を取立て、加増し、不和の者、合口の悪き者をしりぞけたことなど、これは人名を記してあります...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「非難とは、なにを非難しているのだ」――吉岡(奥山大学)どのの依怙(えこ)による、加増、替地、任免をあげ、増し御合力は一部重臣の私腹を肥やすものだと、箇条を並べてございます...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...彼等の大部分は加増を受ける機会もなく...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...新規(しんき)御加増となった...
吉川英治 「新書太閤記」
...……平六」「はッ」「いささかの加増は...
吉川英治 「新書太閤記」
...さらに七千石の加増を与えて...
吉川英治 「新書太閤記」
...今日の加増は余りにささやかだ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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