...劉の七略を作ります來歴は、又其の先代から受繼ぎましたので、劉の親の劉向、これが漢の宗室で、有名な學者でありまして、漢の成帝の時に目録編纂のことを申付けられました...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...半分位までは劉向自身が總裁の資格になつてそれを編纂したものらしく思はれます...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...即ち劉向が本を見て居る間に...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...劉向自身が持つて居る本やら...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...それから劉向、劉以來の目録に缺けて居る本を特別に擧げて居たといふことでありますが、それはしかし此の部類分けの數には入らぬのであります...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...或は書いたかも知れませぬが、さういふものは劉向、劉が本を調べた時に無くなつてしまつたかも知れませぬが、今日遺つて居るものでは、劉向、劉以前の本は、何か自分に主義があつて書いたものであります...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...それで劉向、劉が目録を作るのも、やはりこれと同樣の意味であります...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...これだけでも、隋書經籍志は、劉向、劉の七略に較ぶれば墮落をして居るのであります...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...それはどういふ譯かといふと、劉向、劉の七略の中には數術といふ部門がありまして、數術といふ中に占ひの本が載つてある...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...劉向校書の由來とその方法劉向・劉が目録を編纂するに至つた由來は...
内藤湖南 「支那目録學」
...之を劉向が總裁して...
内藤湖南 「支那目録學」
...孫徳謙の「劉向校讐學纂微」に大體論じてゐる...
内藤湖南 「支那目録學」
...劉向が多くの本を集めたことは...
内藤湖南 「支那目録學」
...劉向が尚書を校正したとき...
内藤湖南 「支那目録學」
...これは果して劉向が知つてしたのか...
内藤湖南 「支那目録學」
...或人はこの内外を劉向の謂ふ所の中外書と同じく...
内藤湖南 「支那目録學」
...これはやはり劉向が本を調べる時にもあつたことで...
内藤湖南 「支那目録學」
...支那の劉向、劉父子の時には宗教的ではなかつたのでありますが、印度の四吠陀は組織が全く宗教的に出來て居て、其の四つの内の半分通りは大體宗教に關したものでありますが、其の内の一つはやはり兵事、支那で云ふ兵書と同じ樣に兵事に關したものでありまして、其の他の一つが六藝と同じ樣な性質を帶ぶるものでありました...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
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