...是に依り火山活動の消長が一の時期を劃するものなることを推知するに足る...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...優に時期を劃するに至る可き二大事件なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...その家庭の物質的のみならず精神的生活の眼立った時期を劃する一つの目標である...
寺田寅彦 「柿の種」
...是が眞に新時代を劃する傑作であることは今更曰ふ迄も無い...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...日本立憲政治史に一新紀元を劃するものなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...日本立憲政治史に一新紀元を劃するものなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...此兩時代の間に一段落を劃するを...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...特に足利時代といふ一時代を劃する必要の有無である...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...我が国流行歌史上に一大エポックを劃するに至つた」と佐藤氏は手記されてゐる...
正岡容 「大正東京錦絵」
...然しそれは物の考へ方に一の全く新しい方向を與へることによつて時期を劃するものである...
三木清 「歴史哲學」
...理知の世界と信仰の世界との間に一線を劃する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...* この章の書かれた時期は明確に劃することができないが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...たとえば定住産業に従事せぬ人民は土地を区劃する必要がないので...
柳田國男 「地名の研究」
...それは生命の絶頂を劃するものであつて...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...空と水とを劃する力強く引いた一線...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
...力強いあの空と水とを劃する一線に深く眺め入つて見たい――車の上で話も出来ないので...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
...半天を劃する如く聳え立つベルドオヌの美觀は...
吉江喬松 「山岳美觀」
...適当な分界線を劃するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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