...梁山泊(りょうざんぱく)の割符(わりふ)でも襟に縫込んでいそうだったが...
泉鏡花 「浮舟」
...特(とく)にブラジルの沿岸(えんがん)のでつぱりに丁度(ちようど)割符(わりふ)を合(あは)せたようにつぎ合(あ)はされることを氣附(きづ)かれるであらう...
今村明恒 「地震の話」
...(A)割符法プルタークの英雄伝によると...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...割符の原理である...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
......
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...割符(わりふ)とは瓜(うり)二つを取ってつけて較(くら)べるための証拠(しるし)である...
夏目漱石 「虞美人草」
...握る割符は通用しない...
夏目漱石 「虞美人草」
...仲間の割符(わりふ)はあの四つ瓣の梅の眞鍮札さ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...役所の割符(わっぷ)をだすと...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...金受取りの割符にした名刺の半分までも取り上げて仕舞い込んでしまった...
夢野久作 「暗黒公使」
...まるで割符(わりふ)を合わせたようだ...
吉川英治 「三国志」
...関所の割符(わりふ)を要し...
吉川英治 「三国志」
...割符(わりふ)を持たねば...
吉川英治 「三国志」
...関門の割符(わりふ)を与えてしまった...
吉川英治 「三国志」
...割符(わりふ)を合わせたようだ」二人は高笑してやまなかった...
吉川英治 「三国志」
...そのたび権三は六波羅割符(わりふ)をしめし...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索