...彼は剣幕を振るって相手を圧倒した...
...剣幕の鍛錬をして、実力を高めたい...
...今回の戦いで、剣幕を駆使して敵を翻弄した...
...彼女は気迫あふれる剣幕で舞台を駆け抜けた...
...剣幕を敷かれた状況から、見事に抜け出した...
...女房の恐ろしい剣幕に出会うことを思って彼は深い溜(た)め息をもらした...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...といったような剣幕で...
淡島寒月 「江戸か東京か」
...「この間うちの僕の遣り方は」わたしの剣幕に鷹雄は顔を赤らめて...
犬養健 「愚かな父」
...もうよしてかえりましょうよ」小学校の四年生の妹のマリ子はあまり受付がひどい剣幕(けんまく)なので...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...エミリーの剣幕(けんまく)におそれをなして...
海野十三 「地球発狂事件」
...容易ならない私の剣幕にナオミはいささか怯(ひる)んだ形で...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...福子のイキリ立った剣幕がありありと見える...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...福子のイキリ立つた剣幕があり/\と見える...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...手伝いの従卒を凄い剣幕で睨みつけたり...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...そういうひどい剣幕だった...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...伝馬町へ送るぞ」平次の剣幕はいつにない猛烈を極めます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まるでそこへ釘(くぎ)づけにしようとでもいうかのような剣幕だった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...何処(どこ)までも遣(や)るのだと云うその剣幕は以前の村田ではない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...たまらないと思う漠然とした気持で――しかし母親の剣幕が一番おそろしく...
本庄陸男 「白い壁」
...図体の大きい使丁が物音に駭(おどろ)いて凄い剣幕を見せながら跳びこんでくる...
本庄陸男 「白い壁」
...今の先生の熱弁よりも凄まじい剣幕で窓先に取り縋らうとした途端...
牧野信一 「酒盗人」
...男はびっくりするような剣幕で引き止めた...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...立像などとは以ての外である」と大変な剣幕で...
夢野久作 「少女地獄」
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