...ディオニシアスはシラキュース中で第一ばんの幅利きになりました...
鈴木三重吉 「デイモンとピシアス」
...彼は一人一人に対しての口の利き方を心得ていたし...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...」笹村はとげとげした口の利き方をした...
徳田秋声 「黴」
...」などと邪慳(じゃけん)な口の利き方をした...
徳田秋声 「縮図」
...もはや誰も利き目のある言葉には数えなくなった...
戸坂潤 「思想動員論」
...この「文化」という観念の利き目なのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...口を利きながら、彼女の眼玉の奥には、他の或る思想が湛えている...
豊島与志雄 「女客一週間」
...煙草の吸い方、口の利き方、笑い方、眼のつけ方……そのどこにも、ほんとに打ち解けた朗かさがなくて、わきから見てると、お互に緊張しあってる……俗に云えば、同じ職業の女同士のように、角突きあってるとしか見えない……...
豊島与志雄 「傍人の言」
...余程の手利きらしい」玄白斎は...
直木三十五 「南国太平記」
...あの腕利きだからうつかり飛込めねえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...腕利き勝負師が現実を見て言いそうなことだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...八重霞といふもの固より八段に分れて霞みたるにあらねば一重といふこと一向に利き不申...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...「そんな藥は毒にもならん代り利きやせん...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...ただ小町の詞(ことば)に和歌のために一命を捨つるは憾(うらみ)なしとあるは利きたり...
三木竹二 「明治座評」
...お君位の時には、まだ田舎に居て、東京の、トの字も知らなかったくせに、今ではもうすっかり生粋の江戸っ子ぶって、口の利き様でも、物のあつかい様でもいやに、さばけた様な振りをして居る癖に、西の人特有の、勘定高い性質は、年を取る毎にはげしくなって行った...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...彼等の「刺青(ほりもの)」がこの「顔パス」の利き眼を一層高める意味を持っていたことは明らかである...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...今たしかに三十五哩(マイル)は出ている……と……その中(うち)に志免刑事が口を利き出した...
夢野久作 「暗黒公使」
...生れ付き左利きで御座いましたが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
便利!手書き漢字入力検索
