...かう云ふ呪は二重に利き目がある...
芥川龍之介 「芸術その他」
...口の利きようもきびしく...
石川欣一 「比島投降記」
...元来腕利きの仕立屋で...
泉鏡花 「浮舟」
...この余の煩悶を碧梧桐君が居士に通告して遣った時に居士はあまり薬が利き過ぎたと思ったのか...
高浜虚子 「子規居士と余」
...葉子も若いもの同志親しい口を利きたいような気持を...
徳田秋声 「仮装人物」
...実際問題に際しては口を利き始めるという...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...なおさら利き目があった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...曖昧な口の利き方をした...
豊島与志雄 「或る素描」
...これを彫った奴は相当の腕利きだわいと次に少し感心し...
中里介山 「大菩薩峠」
...さっぱり利き目がありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...けれども一旦口を利き出してからは...
夏目漱石 「それから」
...蟲下しを二三服呑ませた方が手つ取早く利きはしないかい」平次はさして驚く樣子もありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――江戸には何百人も何千人もの左利きかあります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...仕着せの心附けなどの附け屆けの氣の利きかたで...
長谷川時雨 「凡愚姐御考」
...左利きの人がピストル自殺をする時に何故左手を用いなかったか...
浜尾四郎 「正義」
...村瀬さんが――ちつとは利き目がありましたか?」「…………」村瀬はわけもわからず戸惑ふばかりであつた...
牧野信一 「女に臆病な男」
...これは蛇いちごが利きすぎた...
宮原晃一郎 「蛇いちご」
...……少々演説が利き過ぎたかな……ぐらいの自惚(うぬぼ)れ半分で...
夢野久作 「爆弾太平記」
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