...お待受けの別嬪(べっぴん)が...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...お道さんと言う別嬪(べっぴん)...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...別嬪(べっぴん)さんの...
泉鏡花 「婦系図」
...上方へ行って島原(しまばら)などの別嬪(べっぴん)さんを泣かせるなんてのは...
太宰治 「新釈諸国噺」
...別嬪(べっぴん)のベルトでさえそれに心を打たれた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...色の白い福の神があるか? 師匠のような別嬪(ぺっぴん)は...
直木三十五 「南国太平記」
...素敵な別嬪(べっぴん)が来たとか来ないとか言って仲間の者共が騒いでいるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...相手が別嬪だからって...
中里介山 「大菩薩峠」
...何すこぶる別嬪(べっぴん)だって?――倫敦にゃだいぶ別嬪がいますよ...
夏目漱石 「倫敦塔」
...別段別嬪(べっぴん)とは思わないが...
長谷川時雨 「鉄くそぶとり」
...「別嬪かい...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...そんな別嬪さんがゐるかしら...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...十八か九の別嬪が...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...年甲斐もなくソンナ別嬪(べっぴん)に肱(ひじ)鉄砲を喰って...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...……おお怖(こ)わ! あんな別嬪さんを...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...この別嬪(べっぴん)は」と鼻で...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...君んとこの御新造さんは」「あなたんとこのと同じでさ」「いやはや」「全くわたしにとっちゃ申し分なしの別嬪でしょうな...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...こんな別嬪さん一人もいませんです...
渡辺温 「ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった」
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