...艶々(つやつや)した鮮紅色の石榴(ざくろ)の花が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...実に艶々(つやつや)している...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...艶々(つやつや)した丸髷(まげ)に...
泉鏡花 「縁結び」
...汗にぬれて艶々(つやつや)と光った...
梅崎春生 「桜島」
...頬は艶々と赭(あか)く...
海野十三 「深夜の市長」
...肉ゆたかに艶々(つやつや)しい顔の色...
江見水蔭 「備前天一坊」
...一五)夜の太陽或夜母の膝に小供は腰をかけて運動してゐるその顏は赤く輝いて笑つて居るうしろから小供にそつくりな母の顏も快く笑ふ健康に滿ち溢れた力強い美しさ赤い夜の光の艶々しさ今は見え無い太陽が夜を貫いてこゝに愛撫の手をのべる...
千家元麿 「自分は見た」
...いつもの通り赤い手絡を掛けた丸髷の艶々しく大きいのが格段に目につく...
高濱虚子 「俳諧師」
...艶々(つやつや)した恰好(かっこう)のいい長靴を...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...艶々としはじめる...
田畑修一郎 「南方」
...全身真白な艶々した毛並で...
豊島与志雄 「道連」
...艶々しいぐみの実を...
永井隆 「長崎の鐘」
...顔色も艶々しておりましたから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...艶々とした健康な住家を思ひ浮べると空高く口笛を吹いて銅貨の音が恋しくなつただが過失の卵ばかり生んでゐる私はメンだと思ふと泣けてしまふ...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...あから顏で艶々してゐる...
林芙美子 「雪の町」
...艶々(つやつや)しい若衆髷(まげ)の...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...艶々(つやつや)と明るう...
吉川英治 「日本名婦伝」
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