...別個に自由に活きている...
太宰治 「女生徒」
...「恋愛」以前にまた別個に存在しているものなのであろうか...
太宰治 「チャンス」
...別個に大事に持扱わなければ...
太宰治 「春の盗賊」
...マルクスやエンゲルスとは別個に唯物弁証法的哲学をうちたてたという偉大なドイツの労働者についてくわしくは知らなかったけれど...
徳永直 「白い道」
...やがて不法集団取締り及び扇動取締法案として別個に議会へ提出することにしたから...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...そしてそれらとは全く別個に...
豊島与志雄 「紫の壜」
...別個に発達していた音楽が...
中井正一 「美学入門」
...そこで春秋社の経営とは別個に大菩薩峠刊行会なるものを起し...
中里介山 「生前身後の事」
...全然別個に発生したものと考ふべきかは甚だ疑問であるけれども...
中原中也 「新短歌に就いて」
...誰でもためらいなく両者を別個に位置づけ...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...心や知覚から「別個に」事物が存在すると想定するのか...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...別個に存在している...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...実際の味は各々別個に持つもので...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...陶磁器や木工や金工やそれらの分野は今なんの関わりもなく別個に進む...
柳宗悦 「工藝の道」
...これらの本質論とは別個に考えられねばならぬ...
矢部貞治 「政治学入門」
...本藩とは別個に制札(せいさつ)を立てたり...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...毛筆の書の道とは全然別個に打ち立てようとすらしてゐる...
吉野秀雄 「秋艸道人の書について」
...――横光さんの人柄は私たち仲間の態度とは別個に...
淀野隆三 「横光さんと梶井君」
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