...別人のように窶(やつ)れている...
芥川龍之介 「馬の脚」
...別人のようになってしまう...
芥川龍之介 「忠義」
...たちまち別人のように...
芥川龍之介 「偸盗」
...にわかに別人のように...
海野十三 「火星兵団」
...博士はまるで別人のように...
海野十三 「金属人間」
...さっきとは別人のように元気になっていた...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...全然(まるで)別人のように朗らかだった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...トーアホテルで会った時の取り付きにくい印象とは別人のように活気づいて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...まるで別人のように優しく...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...君はまったく別人のように見えるね」「それは...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...すっかり別人のように油がのって...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...ほとんど別人のように快活になつて...
三好十郎 「肌の匂い」
...別人のように口數もすくない...
三好十郎 「肌の匂い」
...昔の新九郎とは別人のように...
吉川英治 「剣難女難」
...これへ来る前とは別人のように晴々として明るい笑くぼすらたたえておられる...
吉川英治 「三国志」
...そしていつもの倨傲(きょごう)な彼とは別人のように...
吉川英治 「私本太平記」
...きょうの自分と――宗易はわれながら別人のように思えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...三「慌(あわ)てるでない」伊織へそういって、その優しさとは、別人のように、権之助は、「くそっ!」すさまじい敵意を吐いて、橋の左右へ、ぎらぎら眼をくばりながら、「さては、昨夜の山伏の詭計(きけい)だったか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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