...初めて聞くと実に莫迦げている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「――おたくの前の奥さんと出来る前の話だわ」「ほう」初めて聞く話である...
高見順 「如何なる星の下に」
...そうしたことを私は大森の喫茶店のバーテンから初めて聞くのだった...
高見順 「如何なる星の下に」
...俺の初めて聞く名だった...
高見順 「いやな感じ」
...クリストフは、そういう水平派と垂直派との間の論争を、初めて聞くと、皆狂人ばかりだと思った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...初めて聞く名前なものですから...
豊島与志雄 「花子の陳述」
...初めて聞く蟋蟀の鳴音はオシイツク/\と同じやうに...
永井荷風 「蟲の聲」
...机の道場にはお化けが出る……与八は初めて聞く噂だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...まんざらシラジラと初めて聞くやうな顔も出来ないといつた表情をして...
中原中也 「亡弟」
...おそらく閣下は初めて聞くのだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...押えてもらうよりしようがございませんの」「初めて聞くようだが...
山本周五郎 「薊」
...「初めて聞く名だが...
山本周五郎 「へちまの木」
...初めて聞くな」「この裏に幾らもあるさ...
山本周五郎 「へちまの木」
...「それは初めて聞く評だな」――はあ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ずっと気にかけていらっしゃるようですわ」「それは初めて聞くぞ」「あら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...文句も初めて聞くものではあったが...
山本周五郎 「柳橋物語」
...その日田のお金奉行というものは初めて聞くが一体...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...初めて聞く琵琶法師だが...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索