...今度初めて釧路へ來られたのですかねす?』『然うです...
石川啄木 「病院の窓」
...けれどもまず日本では初めてである...
大隈重信 「女子教育の目的」
...氷結の初めより暁夕毎(ぎょうせきごと)に堅氷(けんぴょう)を砕き...
関寛 「関牧塲創業記事」
...初めは物笑いの種になった...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...全く初めての出来事なので...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...七高等学校の一年から二年に進級した夏休みに初めて俳句というものに食いついて...
寺田寅彦 「俳諧瑣談」
...何となれば物理学は之によって初めて学問として構成されるのであり...
戸坂潤 「科学方法論」
...思想というものが初めて社会的実在性を公認されたのである...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...充分に分解されて初めて確実な組み立てが出来る...
戸坂潤 「読書法」
...初めからの約束が今になって嫌になったのなら...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...其の初め終りを話すのは私に取って愉快であるが...
松永延造 「職工と微笑」
...かの課題は初めて綜合的に解決されて...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...両手に抱えてグーグーグーグー一息に呑み初めましたが...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...かれは初め甲斐(かい)の武田晴信(信玄)に仕えていたが...
山本周五郎 「日本婦道記」
...初め四月(よつき)程の不経済な暮しをして居ました事を思ひますと姉(ねえ)さんに済まなくつて済まなくつて...
與謝野晶子 「帰つてから」
...「初めてお目にかかる...
吉川英治 「新書太閤記」
...初めは万吉も阿波のほうでも...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...今の一言で初めて解けた...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索