...間もなく「新思潮」が廃刊すると共に...
芥川龍之介 「羅生門の後に」
...翌十四日を以て自ら廢刊するに至りました...
石川三四郎 「浪」
...どんなことがあつても永久に廃刊するなどいふことはしたくないと私自身は思つてゐます...
伊藤野枝 「編輯だより(一九一五年九月号)」
...何でも大杉は改造社とアルスから近刊する著書の校正や書足(かきた)しの原稿に忙殺されていたのだそうだ...
内田魯庵 「最後の大杉」
...遂にやむなく廢刊することになつた...
高橋龍雄 「芳賀先生と日本主義」
...遂に公刊することにした...
土井晩翠 「「雨の降る日は天氣が惡い」序」
...もう廃刊するといって来た...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...依つて十二月号を限りとして以後廃刊することに决す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...情愛の涙を以て記載し且つその遺稿を公刊するに至った順序をも併せ記したものである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...近いうちに詩の雜誌として再刊することになつてゐる「四季」のために飜譯しかけてゐる「M・L・ブリッゲの手記」は...
堀辰雄 「「スタヴロギンの告白」の譯者に」
...私はこれを廃刊することなどは夢想だにもしていなかった...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...今廃刊するほどならば最後の基本金募集の広告なからましかば...
正岡子規 「墨汁一滴」
...以上の増補と変更は別冊で公刊することとする(訳註)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...どしどし訂正して別の書物を公刊する...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...有馬久留米侯が反抗の態度を取って秘伝のあるものを公刊することにもなる...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...今も尚普通の単行本として続刊するのよりは...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...史伝を集刊すると称して...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...現在の読書子にこの書を再刊する意義は充分にある...
吉川英治 「親鸞」
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