...カッターナイフで切端を切り取る...
...鋸で切端を均等に切る...
...切断面の表面積は切端の太さに依存する...
...飛び出した切端が怪我の原因になることがある...
...――中津が方々の負債にせめられて、どうにもならなくなった時、そしてなお、自棄(やけ)気味の放蕩から会社も止めなければならなくなり、家には細君の産後の病気もあり、切端つまって、坂田に相談をもちかけてきた時、坂田はそれを引受けてやった...
豊島与志雄 「坂田の場合」
...一寸した考えの向け方が直ちに凶なる予想を事実として決定せしめるだけの切端(せっぱ)つまったものがあった...
豊島与志雄 「生あらば」
...切端つまった場合にはどんなことをするか分りません...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...久七は古新聞紙の切端に包んだ物を寝床の横から取出して...
豊島与志雄 「特殊部落の犯罪」
...いつのまにか考えは切端(せっぱ)つまった所へ落ち込んでいった...
豊島与志雄 「二つの途」
...針金の切端をはんだ付けして使用したりする趣味に対してはある程度の言訳は立つのである...
中谷宇吉郎 「米粒の中の仏様」
...兄は切端詰つて、みわを妻に立て生家へ戻つた...
牧野信一 「淡雪」
...そんな切端詰つた場合であつたにも係はらず...
牧野信一 「川を遡りて」
...これ程切端詰つた状態に立ち至りながら(おゝ...
牧野信一 「川を遡りて」
...何時もあれこれと身を持てあまして心の遣場の求められぬかのやうな切端詰つた時に...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...嘉村礒多氏のものから享ける切端詰つた人生の怖るべき憂鬱と...
牧野信一 「痩身記」
...切端詰つたかの如き愴(あは)たゞしい時間の中で...
牧野信一 「痩身記」
...あの切端詰つた主人公の姿があんなに息苦しく作者自身の反映にならずに済んだのに違ひなかつた...
牧野信一 「鶴がゐた家」
...これ程切端詰つた感情の一隅で然も諧謔的に呟いだのを其儘持ち続けた彼は尚もぐん/\と歩いた...
牧野信一 「白明」
...半日がかりで様々な切端詰つた用事を済せた後に...
牧野信一 「馬車の歌」
...お野菜の切端のような物ばっかりしか御座いません...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...二人が別々に書いたノートの切端(きれはし)を...
夢野久作 「霊感!」
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