...両者を切り離すことは...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...切り離すべきである...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...切り離すとき血管を切断すると大変でしょう...
梅崎春生 「黄色い日日」
...切り離すと死んでしまうから...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...けれども屍骸(しがい)の胴体から器用に首を切り離すことは...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...切り離すと、もうそれは自分の活きた経験でなくなって、まるで影の薄い抽象的な「誰でも」の知識になってしまう...
寺田寅彦 「ある日の経験」
...ブルノは学問と宗教と生命とを切り離す事ができなかった...
寺田寅彦 「LIBER STUDIORUM」
...* あるカント学徒は三次元性と空間=延長とを切り離すことによって...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...方法から切り離すことは出来ない筈だ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...この場合二つの説明の仕方――その間に切り離すことの出来ない連絡はあるが――を区別出来ると思う...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...階段を切り離すための斧(おの)を用意しておけ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...第一段を切り離す直前に...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...けっして切り離す事のできないものであります...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...道義上切り離す事のできない一つの有機体になった...
夏目漱石 「門」
...評議の結果その大集団から相当な部分を切り離す決意をしたということである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そしてそれはもう自分と切り離すことのできないほど...
山本周五郎 「日本婦道記」
...玄徳を蜀から切り離す方法はないだろうか」夏侯惇がすぐ答えた...
吉川英治 「三国志」
...どうしたらこのうるさい鎖(くさり)を切り離すことができるだろう? 何かいい智慧はないかしら? この男をまいてしまわないうちは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索