...胴体から首を切り離すには...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...切り離すとき血管を切断すると大変でしょう...
梅崎春生 「黄色い日日」
...切り離すと、もうそれは自分の活きた経験でなくなって、まるで影の薄い抽象的な「誰でも」の知識になってしまう...
寺田寅彦 「ある日の経験」
...ドイツ書の装幀(そうてい)なり印刷なりにはドイツ人のあらゆる歴史と切り離す事のできないものがあると同様にフランスの本にはどうしてもパリジアンとパリジェンヌのにおいが浮動している...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...切り離すという意味のSEVERか...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...話題をそれだけ大衆から切り離すことをさえ意味している...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...絶対に切り離すことの出来ない直接連関があるのだ...
戸坂潤 「読書法」
...内容と表現とは切り離すことの出来ないものだから...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...遺骨二つをわたし自身から切り離すための...
豊島与志雄 「絶縁体」
...階段を切り離すための斧(おの)を用意しておけ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...切り離すことができなくなりました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...その間には人世(じんせい)と切り離す事の出来ない多少の不幸が相応に纏綿(てんめん)しているらしく見えた...
夏目漱石 「道草」
...道義上切り離す事のできない一つの有機体になった...
夏目漱石 「門」
...切り離すことのできぬ関係の所々のことをお考えになると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...評議の結果その大集団から相当な部分を切り離す決意をしたということである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...医薬の本質と切り離すことができないものであるからだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...私は日本人の生活と切り離すことのできない稲の文化史を調べたら...
柳田国男 「故郷七十年」
...そしてそれはもう自分と切り離すことのできないほど...
山本周五郎 「日本婦道記」
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