...胴体から首を切り離すには...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...けれども屍骸(しがい)の胴体から器用に首を切り離すことは...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...私は父と切り離すことが出来ましょうか?」「死という奴が切り離してくれたよ!」と侯爵が言った...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...ブルノは学問と宗教と生命とを切り離す事ができなかった...
寺田寅彦 「LIBER STUDIORUM」
...実験は生産と切り離すことは出来ない...
戸坂潤 「技術へ行く問題」
...* あるカント学徒は三次元性と空間=延長とを切り離すことによって...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...方法から切り離すことは出来ない筈だ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...彼女は各綴(つづ)り字を切り離す歌唱的な口調をもっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...大きい方の修道院と寄宿舎とを切り離すようなふうに建てられていたが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分の魂だけを切り離す談判をするのは...
夏目漱石 「虞美人草」
...軸(ぢく)から切り離すやうなことはしませんが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...時間の最初の出現は可変的事物の継起とは決して切り離すことはできないのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...多数者の中で人々とともに喜びともに狂うことも出来ない淋しい孤独の生活を送る私の一生はお屋敷の子と生まれた事実から切り離すことの出来ない運命であったのだ...
水上滝太郎 「山の手の子」
...つまり言えば生命観と言うか――そんなものと切り離すことの出来るような形では...
三好十郎 「冒した者」
...評議の結果その大集団から相当な部分を切り離す決意をしたということである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...医薬の本質と切り離すことができないものであるからだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...玄徳を蜀から切り離す方法はないだろうか」夏侯惇がすぐ答えた...
吉川英治 「三国志」
...村重どのから切り離すことは...
吉川英治 「新書太閤記」
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